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VW Golf R400 コンセプト オフィシャル

独フォルクスワーゲンは、4月20日から北京で開幕される北京モーターショーで、「ゴルフR 400」のコンセプトモデルを公開すると発表しました。Golf Rをベースにしたスペシャルカーです。

「R400」は、最高出力400PS (395hp) を意味します。ベースとなるエンジンは、直噴とポート噴射を併用する今や「ハイパフォーマンスなVW&Audi」のアイコンとなった、2.0リッター直列4気筒TSIエンジン(EA888)を搭載しています。Golf R400のエンジンには、ポロR WRCで培ってきたレーシングテクノロジーがインストールされています。シリンダーヘッドやエキゾーストバルブ、ピストン、インジェクションバルブそしてターボチャージャーなど、エンジン主要部品のほぼ全てモディファイしています。
最高出力は395hp、最大トルクは450Nm/2,400〜6,000rpmとなります。

そこで、比較したくなるのが、現在「世界一パワフルな量産4気筒ターボエンジン」の称号を与えられているAMG 2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンです。 CLA 45 AMGなどに搭載されています。最高出力350hp/6,000rpm、最高出力が450Nm/2,250〜5,000rpmです。VW EA888の方が出力で約50hp上回っています。走力も凄まじいの一言です。0〜100km/hは3.9秒で到達します。最高速度は280km/h。

ただし、トランスミッションは6速デュアルクラッチの「DSG」です。BMW(ZF社)やメルセデスが、8速、9速の進化したトランスミッションがあの手この手で大トルクエンジンの効率をアシストするスポーツカーの世界を実現しているのに比べ、6速DSGでは、スペックがいささか古いと言わざるを得ません。現在のスポーツカーは、走力のみならず、燃費効率も強く要求されるのです。4気筒6速のスポーツカーでは、10km/Lの燃費を超えることはできないでしょう。
駆動は、4WD「4モーション」が組み合わされます。

ダウンサイジングターボを、技術及びマーケティング共に先導してきたフォルクスワーゲングループにとって、「世界一パワフルな量産4気筒ターボエンジン」をAMGに譲っている現状は到底容認できないのでしょう。
先日のジュネーブモーターショウでワールドプレミアとなった、Audi TT Quattro Sport コンセプトの414hpに続き、Golf R400コンセプトと矢継ぎ早に「200hp/リッターの世界」を発表しています。
問題は、VWの量産工場で、このエンジンを「量産する生産技術」を持ち合わせているかどうか、ということになります。職人の手を介した細かい微調整の行程が必須であるからです。

VW Golf R400 コンセプト オフィシャルフォト

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