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Audi RS 5 TDIコンセプト

パワーステアリング、燃料噴射、点火装置。。クルマのあらゆる装置が電子制御化される中、今だ機械式で動き続けているのが過給機です。独アウディのRSディビジョンのquattro GmbHは、RS5 TDIという電動過給機を搭載したディーゼルスポーツカーのコンセプトモデルを公開しました。

過給機を電子化する目的は、回転数が1000rpm程の低回転域で出力を高めることが狙いです。ダウンサイジングにより小排気量ターボが主流となった反面、自然吸気ガソリンエンジンのような緻密なレスポンスは影を薄めました。ターボラグ、所謂「ブーストの寝起き」が、ターボ先進国の欧州車のプレミアムカーでさえ少なからずも見受けられ、ターボ車の暗黙の了解になりつつあります。

このテクノロジースタディーに搭載される3.0リッターV6ツインターボディーゼルですが、電動過給機により、最高出力380hp、最大トルク750Nmを発生します。電動過給機は7kWと48ボルトの電気モーターで駆動します。
「電子過給器によりディーゼルエンジンがよりスポーティーになり、そしてエフィシエントになる」とアウディのボードメンバーでテクニカルリーダーのウルリッヒ・ハッケンベルク博士は言及しています。
750Nmの強大なトルクは1,250〜2,000rpmで引き出されます。0〜100km/hのスプリントタイムは4.0秒。ガソリンエンジンのRS5と比べ0.6秒早いタイムです。速度200km/hに16秒で到達します。最高速度は280km/hです。

アウディが発表したこの電動過給機は「電動スーパーチャージャ」です。過給器にモータを内蔵した「ハイブリッドターボ」ではありません。ターボのタービンをなくしたものです。モータが発生するトルクのみでコンプレッサを駆動し、高圧空気をエンジンに供給するタイプ(だと思われます)です。
0.1秒以下でコンプレッサーホイールを70000rpmまで回転させることができるので、「ブーストの寝起き」は皆無になるかもしれません。

燃費ですが、驚きの5.3 l/100 km(約18km/L)です。CO2排出量はハイパフォーマンススポーツカーが目指す200g/kmを遥かに超える140g/kmを達成してます。

Audi RS 5 TDIコンセプト オフィシャルフォト

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