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2015 Land Rover Discovery Sport ファーストオフィシャル

英ランドローバーのニューモデル、Discovery Sportのファーストオフィシャル情報が公開されました。セグメントとしてはミッドサイズSUVで、コンパクトSUVのRange Rover Evoqueの「兄貴分」としての役割を持ち、フリーランダーに変わるモデルとなります。ライバルはAudi Q5やBMW X3、Mercedes-Benz GLKとなります。来年初頭に欧州で発売予定です。

ランドローバーのクルマは、ラグジュアリーな「Range Rover」ブランド、オフロード専業の「Defender」ブランド、そしてマルチユースの「Discovery」ブランド、計3ブランドで展開されていきます。

ディスカバリースポーツはEvoqueの兄弟車ですので、スタイリングもイヴォークに大きく影響されたものとなっています。また基本メカニズムもイヴォークと共有化されており、ボディはスティール製のモノコックです。ただし、ジャガー&ランドローバーのお家芸となりつつある「ボディのアルミ化」はルーフ、ウイング、ボンネットに使用しています。
Discovery Sportの車重は1,817kgです。前モデルのディスカバリーと比べ約900kgのダイエットに成功しています。BMW X3 20iの1,850kg、Audi Q5 2.0TFSIの1,880kgと比べても、7シーターのクルマとしては秀逸ではないでしょうか。

気になるエンジンですが、ジャガー&ランドローバーの大改革、INGENIUM(インジニウム)コンセプトの次世代エンジンではありませんでした。インジニウムは、エンジンの内径、ボアピッチを固定する「エンジンのモジュラー化」に関するプロジェクト名で、ボルボの「DRIVE-E」と同じような考え方です。
ボルボのDRIVE-Eはエンジン本体は4気筒エンジン1基をベースにし、過給器の種類や数、過給圧でチューニングバリエーションを展開するのに対し、ジャガー&ランドローバーのインジニウムは「小排気量の拡張性を持つ」とコメントされてる事から、気筒数に変化があるかもしれません。3気筒ディーゼルとか。

いずれにしても、ディスカバリースポーツの発売時点では、インジニウムベースのエンジンはありません。恐らく2017年モデルからインジニウムの2.0リッターディーゼルエンジン「AJ200D」を搭載したモデルが最初になるでしょう。BMWが誇る市販車に搭載されている最高出力を持つ4気筒ディーゼル(N47)の出力を超えてくると思われます。
正式なコメントは出ていません。

エンジニアリングのソースはフォードのEcoBoostベースだと思われます。「えっ、アメリカ製のエンジン?」と茶化すのは早計です。フォードの2.0リッターのエコブーストは過給エンジンでありながらナチュラルアスピレーションのエンジンと同レベルの高圧縮比を実現した極めてきめ細やかな秀逸エンジンです。私見ですが、4気筒ガソリンエンジンのTOP3は、BMWのN43、メルセデスのM274、そしてフォードの2.0 ECOBOOSTがBEST3だと思います(街乗り、高速、ワインディングとマルチユースで使えるという意味で)。ターボがとにかく小径で低回転からレスポンスに優れている点が特徴です。SUVにマッチするエンジンだと思います。

ギアボックスは9速のZF製オートマティック(9HP48)となります。ZEの9速ATの特徴は「9.81」という超ワイドなレシオカバレッジです。そのスムーズさは、イヴォークのディーゼルエンジン搭載版で実証済みです。なお、この9HP48は大トルクのディーゼルエンジンに最適化されているようです。

2015 Land Rover Discovery Sport ファーストオフィシャルフォト

オフィシャルビデオ:Win the ultimate adventure to space with Land Rover’s Galactic Discovery

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