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2015 Mini Cooper S 5ドア 新しい写真を公開

今年6月に発表されたMINIシリーズの新しいボディヴァリアント、MINI 5ドア。カントリーマンに続く、MINI第二の5ドアモデルとなります。
ホイールベースが72mm、ヘッドルームは15mm、エルボーの高さの室内幅が61mm、後席のフットスペースは72mm、さらに荷室容量は67リッター、すべてにおいてMINI 3ドアより広くなっており、全長は4メートルを超えました。基本的なメカニズムはMINI 3ドアと同様です。

MINI 5ドアの予約受付が好調のようです。オーナーの約3/5が若者など子供がいないにも関わらず、「もしもの時のために」ということで5ドアをオーダーするようです。
今後生産されるBセグメントカーのうち、恐らく約2/3は5ドアになるが、MINIのセールスで見ると約2/3はMINI 3ドアになるだろう、とMINIのスポークスマンがコメントしました。言いたかったのは、MINIはBセグメントに属しますが、あくまでもMINIのコアモデルは、オリジナルミニを源流としたMINI 3ドアであることを再確認させたかった、ということでしょう。このコメントの背景には「MINIがガーリーブランドである」事に心配している事情があるのかもしれません。

中国ではMINIオーナーの約80%が女性です。MINIにとって中国は、米国、英国、ドイツに次ぐ第4の市場規模となりました。スポーティーなドライビングパフォーマンスがコアコンピタンスであるBMWグループとしては、「MINIがガーリーブランドである」事に納得しないでしょう。男性の心を射止めるにはスポーティーな走行性能を磨き上げる他ありません。

世代を新しくする中で「男らしくしよう」という努力の跡は随分と見られます。エンジンはBMWが完全新設計した1.5リッターダウンサイジングターボを搭載しました。BMWのエンジンの場合、3気筒であれ4気筒であれ6気筒であれ、ボアビッチとボアxストロークを共有したモジュールエンジンです。振動対策としてバランサーシャフトとダブルマスフライホイールを装着しています。「ブルブル・ガタガタ」と振動するエンジンでは、プレミアムなドライビングフィーリングを求める男性客は満足しません。

また、リアサスペンションにも工夫の後が見られます。サスペンション形式はフロントにマクファーソンストラット、リアにマルチリンクを採用している点は従前通りです。しかしリアサスのダンパーのレイアウトを変更しています。従来はコイルスプリングと同軸だったものが別体とされ、ダンパーはトレーリングアームの後端に移動。ストローク時の減衰力追随を高めるレイアウトにしています。
しかし、エンジニアリングの観点から見た時、これといって特徴ある技術がある訳でもありません。MINIの走りを特徴付けているリアサスのセントラルアーム式も信頼性が高い一方で正直一昔前の技術となりました。
「普通のFF車」から脱却する何かアイコンとなる技術が必要なのかもしれません。前後重量配分が50:50とか、フロントヘビーなミニのフロントサスに軽量なダブルウィッシュボーンを付ける、とか。

Mini Cooper S 5ドアの新しいフォトコレクションが公開されました。英国の風景と共に写真をお楽しみください。

2015 Mini Cooper S 5ドア

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