Volvo

2015 Volvo V40 Cross Country

日本の最新技術を積極的に取り入れた意欲作

スウェーデンのボルボは、Volvo V40クロスカントリーの2015年モデルの仕様を発表しました。エンジンとトランスミッションを刷新するなどフェイスリフトと呼べるほどの大幅なバージョンアップを敢行します。

まずトランスミッションですが、日本のアイシンAW製の新しい横置きFF用8速ATを採用しました。この8速ATの最大の特徴は軽量でコンパクトな点です。8速化したにも関わらず、6速ATの外径寸法と重量はほぼ同じのようです。驚くほどコンパクトな8速ATです。マルチ素材を多様し1kgの軽量化を突き詰めている欧州カーメーカーにとって「段数が増えたからその分重量が重くなってしまった」とはユーザーには説明出来ないのでしょう。
レシオカバレッジは従来の6速ATの5.42から7.58へと大幅に拡大しました。高速巡航時は、高いギア比を使いエンジン回転数を抑えるためハイ側を15%も拡大し、方や、力強い加速のためロー側も19%広げギア間を細かく刻みます。「いまどきの欧州車」に必要な変速機としての機能を全て持っています。

そしてエンジンですが、ガソリンもディーゼルも全て2.0リッター直4に統一するというボルボ内製のモジュラーエンジンアーキテクチャー「DRIVE-E」エンジンになります。DRIVE-Eは、過給方法と過給圧、ガソリンかディーゼルかの違いで、「D2/D3/D4/D5」のディーゼルと、「T3/T4/T5/T6」のガソリンエンジン、そして話題の新型XC90に搭載されるハイブリッドの「T8」に分類しています。
なお、このボルボのDrive-Eには、燃費向上に不可欠なエンジンマネジメント技術で日本のデンソーが関わっています。エンジンマネジメントといっても、インジェクターやプラグ、VCTコントローラー、ECU(エンジン制御コンピュータ)、センサー技術など、技術は多岐に渡ります。特にディーゼルのインジェクター技術は自動車の装置で最も精密なレベルに達しており、日本のデンソーと独ボッシュしか技術提供できない、とも言われています。

2015年モデルのVolvo V40クロスカントリーに搭載されるのは、ガソリンのT5になります。このT5のスペックが素晴らしく、最高出力は245ps/最大トルク380Nmを誇ります。メルセデスA250 4MATICの211ps/350Nmと比較するとわかりやすい。
このT5エンジンとAWDシステムの連携がベストマッチのようで、ボルボは「Drive-E T5エンジンとAWDシステムの組み合わせは、冒険好きなカスタマーに、オールロードコンディションを走破し冒険するための力を提供することができる」と言っています。

2015 Volvo V40 Cross Country

Tags
Show More

Related Articles

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Close