Passat

2015 Volkswagen Passat 詳細情報

独フォルクスワーゲンは、パリモーターショウでワールドプレミアを果たした第8世代となる2015年モデル パサートの詳細情報と新しいフォトを公開しました。フォルクスワーゲンからの発表でキーワードとなっているのが「歴代パサートで最も優れたコネクティビティ、エフィシエンシー、セイフティ機能」です。

MQBによる軽量ボディ

img11

フォルスクワーゲングループのエンジン横置き用の共通プラットホーム「MQB」を採用した第8世代パサート。軽量設計により、前モデル比85kgの軽量化を達成しています。高強度鋼板の使用率を大幅にアップしており、特に引っ張り強度1000Mpa以上の熱間成形超張力鋼板(上図イラストの紫の部分)の使用に積極的です。使用比率は発表資料からはわかりませんが約20%ぐらいでしょうか。同じMQBのゴルフ7とほぼ使い方は同じです。A/Bピラー、フロントバンパービーム、フロアトンネル、フロアキックアップなどに使用しています。このように高強度鋼板の使用の結果、薄肉化による軽量化が可能です。ただし、ハッチバックのゴルフ7と同じ工法なのでリアの剛性は大丈夫なのか?との疑問はあります。
また、アルミ合金やカーボンによるマルチマテリアル化が行われておらず、「先進性」が要求されるプレミアムカーとしての要素が若干欠けています。「フォルクスワーゲン法」なる奇妙な法律の元運営される元国営企業は、行政との繋がりが強いのか、ドイツの鉄鋼業界を守るという死命を負っているのでしょうか。

コネクテッドビークル

2015-VW-Passat-v26

「コネクテッド・ビークル」。ネットワークに接続することで様々な情報を入手し移動の効率化を目指す、という考え方です。クルマに接続されているモノ/情報の数は2013年の150億から2020年には500億以上になる、と言われており、全ては自動運転へと続く道です。歩行者検知付きのシティエマージェンシーブレーキシステム、クルマが緊急事態と認識するとクルマを停止する技術、交通渋滞アシスト機能、など様々な先進機能がサポートされています。
これらの車両に関する情報が、アクティブインフォディスプレイと呼ぶドライバー正面のメーター部分の12.3インチのTFTディスプレイやヘッドアップディスプレイに表示されます。チップには高機能なNVIDIA社のTegraグラフィックスプロセッサーを採用しています。

オフィシャルビデオ:The new Passat – Technology: Area View

オフィシャルビデオ:The new Passat – Technology: Traffic Jam Assist

オフィシャルビデオ:The new Passat – Technology: Emergency Assist

刷新されたエンジン

パサートには、ガソリンのTSIとディーゼルのTDIを含め、なんと10ものエンジンバリエーションを用意します。出力も120PSから280PSと多彩です。新エンジンに加え、上述の軽量ボディの影響もあり、燃費を約20%も改善しています。全てのエンジンにはストップ&スタート機構と回生ブレーキシステムが装備されます。そしてデュアルクラッチトランスミッション「DSG」は全エンジンモデルでオプション選択が可能です。

2015MYパサートは、MQBプラットホームで規定されている通り、エンジンは前方吸気/後方排気に搭載されます。近年ディーゼルの排ガス浄化装置が大型化し前方に排気するスペースがない、という事情があります。一方で後方排気によりフロントアクスルの位置を前方に移動できることからエンジンの重心を車両中心に近づけることができる、というメリットもあります。パサートのような大きなクルマには前後の重量配分の改善はドライビングパフォーマンスに良い影響を及ぼすと想像できます。

パサートのトップモデルとなるのは、最高出力218PS/最大トルク400Nmのプラグインハイブリッド「パサートGTE」です。

TSIガソリンエンジンのエントリーモデルは最高出力125PSのユニットです。続いて、気筒休止システムを搭載した最高出力150PSの1.4リッターTSIターボは、燃費は約24km/Lという素晴らしい性能を誇ります。
その他、出力レベルは180PS、220PS、280PSと続きます。
TDIディーゼルエンジンのトップに君臨するのが、最高出力240PS/最大トルク500Nm!、最高速度は240 km/hの2.0リッターツインターボです。このユニットは、2015年にも発表される予定のPassat GTDに搭載される予定です。
燃費は約18km/Lという最大トルク500Nmクラスのパフォーマンスカーとしてはずば抜けて優秀な性能です。このユニットにはAWDシステム「4MOTION」と7速DSGが組み合わされます。
その他、最高出力120PSの1.6リッターTDI、最高出力190PSの2.0リッターTDIの2基が2015年(2016年モデル)より順次投入されていきます。

2015 Volkswagen Passat 追加フォト

Tags
Show More

Related Articles

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Close