Land Rover & Jaguar

Jaguar Land Rover 新エンジン工場が稼働

英ジャガーランドローバーは、英国の新しい基幹エンジン工場が稼働したことを発表しました。場所はイングランド中部ウェスト・ミッドランズ州のウルヴァーハンプトンで、投資総額は5億ポンド(約850億円)にものぼります。ジャガーXEディスカバリースポーツに搭載される新生ジャガー&ランドローバーの象徴とも言える新しいエンジンファミリー「インジニウム」を生産します。



この新設工場で生産される最初のインジニウムは、2.0リッターの直列4気筒ディーゼルターボエンジンです。来年初頭にも本格生産が開始されるジャガーXE搭載用のエンジンで、ラインアップは最高出力163PS版と180PS版となります。

パリモーターショウで、ジャガー&ランドローバーがインジニウムエンジンについて「the next generation of highly efficient, ultra-low emission 4-cylinder petrol and diesel engines」と表現しましたが、今後4気筒ディーゼルのベンチマークとなるエンジンを、2,000名のパワートレインエンジニアと、新たに雇用する1,400名のスタッフで一丸となり生産することになります。

当ブログでも度々ご紹介してきましたが、DセグメントサルーンであるジャガーXEは、ライバル(BMW 3erやAudi A4)と比べると明らかにエンジニアリングレベルが1ランク異なります。何よりも洗練されていて新しいです。
75%がアルミニウムを占める軽量モノコックボディによりクラス最軽量(1474kg)を実現。そしてFRの駆動方式、50:50の前後重量配分、フロント側にダブルウィッシュボーンを採用した妥協のないサスペンションシステム、cd値0.26という空力抵抗性能、プレミアムなインテリア、そして新世代インジニウムエンジン。
軽量でボディバランスが良く、シャシーも強靭とくれば、俊敏なハンドリングとクイックなステアリングレスポンスは想像に難しくありません。
生産コストは当然高くなりますが、英国でのi4 163PSの価格は£29,775〜となり、BMW 320dの£28,775〜と比べても£1,000高いだけです。販売手法に関しても新しいエコシステムを構築すると宣言していますので、販売ディーラーへのマージンなど旧態依然とした販売手法にもメスを入れると思われます。なお、ボルボも新しいエコシステムに取り組み始めています
ボルボもジャガーも良いクルマを作ればユーザーから欲しいと来てくれる、という自信があるのでしょう。ユーザーにとっては良い話だと思います。

工場も先進的です。屋根には21,000以上ものソーラーパネルを敷き詰め、工場の総電力の30%を発電する計画のようです。そして先進の機械を導入したエンジンのテストセンターも併設されます。

Land Rover Opens its Engine Manufacturing Centre

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