3 / 4-Series

2018 BMW 3シリーズPHEVのプロトタイプを公開

独BMWは、同社のテクニカルワークショップ「BMW Group Innovation Days 2014」において、同社の屋台骨を支えるBMW 3シリーズのプラグインハイブリッドのプロトタイプを開発した、と発表しました。2018年モデルとして、2017年頃から発売されると予想されています。
「International Engine of the Year」の栄冠に2度輝いた「BMW TwinPower Turbo」テクノロジーの4気筒ガソリンエンジンに、BMW i3とBMW i8に搭載されている「BMW eDrive」テクノロジーを融合したBMWの最新技術を結集した意欲的なクルマです。スペックですが、最高出力は245hp/最大トルク400Nmになる予定です。
環境性能は燃費が2L/100km(約50km/L)、CO2排出量は50g/kmという素晴らしい能力を誇ります。EVモードでは最高速度は120km/h、航続距離は35kmです。航続距離を短くしたのはリチウムイオンバッテリーのためにブートスペースを犠牲に出来ないのと、バッテリーの車重増によるドライビングパフォーマンスの劣化を避けたい事が理由です。

伝統の直列6気筒エンジンが、遂に3シリーズからカタログアウトか?

このワークショップで最も気になる部分が「3シリーズプラグインハイブリッドは、3シリーズの6気筒モデルと同じスポーツパフォーマンスを誇る」というリポートした点です。この発言の裏に、ストレート6搭載モデルが3シリーズPHEVに置き換わるという事なのではないか、と話題になっています。現在、世界的に直列6気筒エンジンを作り続けている自動車メーカーは、唯一BMWのみとなりました。かのメルセデスもV6にシフトしました。
最適な気筒容積と絶妙な出力特性、そして「シルキーストレート6」とも評される絹のようなスムーズさ。「直列6気筒+後輪駆動」の組み合わせは、完全なバランスを持つミドルクラスのパフォーマンスカーにとって理想郷でした。しかし車両搭載の自由度が高くパッケージングに有利な60℃と90℃バンクのV6エンジンと、バランサーシャフトを備え振動対策に万全な4気筒ダウンサイジングターボの出現により、コストの面からも必ずしもストレート6を搭載する必要がなくなりました。
335iがカタログアウトし、3PHEVがトップモデルとして君臨するのか?恐らくこの噂は事実となるでしょう。

ストレート6は絶滅危惧種となるのか?

もし3シリーズから「直列6気筒+後輪駆動」が消えれば、ストレート6は絶滅危惧種となるでしょう?その答えはNoのようです。BMWにとって、ストレート6が他メーカーにはない独自技術として大きな差別化になるからです。
そしてBMWの新世代エンジン「Bシリーズ」で直列6気筒エンジンを開発中であることを明らかにしています。もちろん、NAではなくツインパワーターボ仕様となります。
Bシリーズとは、単気筒500ccに固定し、ボア&ストロークも共通にし、さらにガソリン&ディーゼルでブロックを共用するという驚嘆に値するモジュラーエンジンです。このBシリーズの6気筒版が恐らく2〜3年後の5シリーズのリプレイスのタイミングで登場するはずです。また、可能性として、3シリーズの///M Performanceバージョン「///M335i」として直列6気筒+後輪駆動がラインアップされる、という推測もあります。

そして驚きだったのが、メルセデスも2017年のオールニューEクラスでV6を捨て直列6気筒エンジンを搭載する、と英国Autocarで報じられたことです。しかもBMW Bシリーズエンジンと同様、ガソリン&ディーゼルをモジュラー化し、ディーゼルも直6になる、とのことでした。

VW / Audi / Porscheが、V型6気筒エンジンにコミットメントしていることから、Eセグメント以上のクルマではBMWは直列6気筒にコミットし続けるのでしょう。

BMW 3 Series plug-in hybrid prototype

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