GreenTechVolvo

2016 Volvo XC90 T8 ツインエンジン

今後の欧州発SUVの模範となるAWDシステム。

スウェーデンのボルボは、XC90のトップモデルとなる「T8」のオフィシャル情報を公開しました。今後ボルボのクルマは、全てDrive-Eというモジュラーエンジンに切り替わります。Drive-Eは、ボア82.0mm x ストローク93.2mm、ボアピッチ91mm、排気量1969ccの直列4気筒過給エンジンに統一し、過給方法と過給圧、ガソリンかターボの違いで様々なエンジンバリエーションを作り出そうというエンジンシリーズの総称です。ガソリンは4機種(T3/T4/T5/T6)、ディーゼルも4機種(D2/D3/D4/D5)ラインアップされる予定です。ガソリンのコアモデルとなるのが「T5」で、圧縮比は10.8、直噴インジェクターの噴射圧は20MPa。ウェイストゲート・ターボで過給し最高出力180kW/最大トルク350Nmをたたき出します。最大トルクは1500〜4800rpmの広域で利用が可能です。このT5にイートン製の機械式(電動ではない)スーパーチャージャーを組み合わせたのが「T6」です。

T8ツインエンジンとは何か?

「T8」はエンジンの名前ではなく、AWDシステムの名前です。T6エンジンで前輪を駆動し、リアアクスルに載せた60kWのモーターで後輪を駆動するAWDシステムが「T8」です。前輪駆動のガソリンエンジンと後輪駆動のモーター、2つの駆動力を持つことから「ツインエンジン」と呼んでいます。
リアアクスルにモーターを追加するAWDハイブリッドシステムは、今後、欧州メーカーのSUVでは一般的になると思われます。

ツインエンジンテクノロジーを搭載するボルボXC90 T8は、PHEVとなります。EVモードで約40km走行可能です。また、XC90はボルボ版MQBとも言えるSPAという次世代ボディ&シャシーの第一弾採用車となります。SPAではPHEVが向こう10年間のコアテクノロジーになると予想しており、バッテリー搭載位置を車体中央に設計しています。車体中央にする目的は居住性やラゲッジスペースの確保に影響しないためです。

XC90 T8のトータル出力は298kW(400ps)/640Nmに達します。ポルシェのPHEV「カイエンS-Eハイブリッド」の3.0リッターV6ターボ+モーターのトータル出力が306kW(416ps)/590Nmですので、トルクはボルボのXC90 T8が遥かに上回ります。

オフィシャルフォト:Volvo Cars introduces Twin Engine technology in world’s most powerful and cleanest SUV

Tags
Show More

Related Articles

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Close