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2016 ニューBMW 1シリーズ オフィシャル

後輪駆動のコンパクトハッチを購入する最後のチャンス。

独BMWは、Cセグメントのハッチバック「BMW 1シリーズ」のオフィシャル情報とビデオを公開しました。賛否両論のあった個性的なエクステリアデザインを大幅にリフレッシュしています。

「コンパクトセグメント唯一の後輪駆動モデル」としてBMWファンを魅了してきた1シリーズ。前後重量配分をほぼ50:50にし(M135iはフロントヘビー)、ハンドリングパフォーマンスを追求した「他社には無い」オリジナリティを持つコンパクトハッチです。予想通り大ヒットとなり、約10年間で約200万台も全世界にデリバリーされました。
次期1シリーズは、前輪駆動横置きエンジンのレイアウトを採用する予定です。BMWらしい後輪駆動のスポーツホットハッチとしては、今回のLCIが最後のモデルとなります。

BMW初となる3気筒エンジンを縦置きする後輪駆動車

2016年モデルの1シリーズLCIの最大の注目点は、「BMW EfficientDynamics」のスローガンの下、燃費改善とEuro6&7適合のエミッション対応です。具体的には、BMWの次期主力エンジンとなる直列3気筒1.5リッターガソリンエンジン「B38」と直列3気筒1.5リッターディーゼルエンジン「B37」が遂に1シリーズまで降りてきました。シリーズ全体で前モデル比約12%の燃費改善を達成しています。

前輪駆動と後輪駆動は搭載性のみならず振動特性も異なるため、エンジン共有は難しいとされてきました。しかし、クランク同軸バランサーを備えるなど技術的課題をクリアし、さらにボア82.0mmxストローク94.6mmを同一にしてガソリンとディーゼルまでブロックを共通。さらに3/4/6気筒で共有する、という前代未聞のモジュラーエンジンを開発しました。
ガソリンとディーゼルで異なるのはピストンとコンロッド、シリンダーヘッド、そしてターボチャージャーぐらいでしょうか。
Bシリーズのストレート6は来年中には発表になるはずです。1シリーズLCIのトップモデルとなるBMW M135i M Performance Automobileの直列6気筒は、Bシリーズではなくバルブトロニック+直噴+ツインスクロールターボの「鉄板エンジン」N55でした。コストを掛けて作られている贅沢なエンジンです。

エンジニアリング的な変更点としては、ディーゼルエンジンの高圧インジェクターをピエゾ式からソレノイド式に変更した点が上げられます。噴射圧は何と2,500barに達しています。Cセグメントのディーゼルカーとしては圧倒的な性能と言えるのではないでしょうか。

トランスミッションは、全モデル8速トランスミッションが組み合わせ可能です(オプションとなるモデルもあり)。BMW 125i、BMW M135i、BMW 120d、BMW 120d xDrive、BMW 125dはパドルシフト付きとなります。
B38を搭載するMINIや2シリーズアクティブツアラーではエンジンを横置きしており、組み合わされるトランスミッションはアイシンAW製6速ATでした。縦置きB38エンジン+後輪駆動車+8速ATの組み合わせは、ニュー1シリーズが初の搭載となります。今年フェイスリフトが発表される予定の3シリーズもこのレイアウトで展開されるでしょう。

5基のガソリンエンジン、5基のディーゼルエンジン、計10モデルがラインアップされます。以下、代表的なモデルライン(欧州マーケット)です。注目は、新エンジンを搭載するBMW 125i、BMW 116i、BMW 120d、BMW 116dでしょうか。暴論を言うとPSAとのコラボレーションの遺産である118i、120iはチョイスしたくない代物です。BMWなのに右側吸気/左側排気の違和感は拭えません。そしてBMWジャパンには是非1シリーズにもディーゼルモデルを導入して欲しいです。

BMW M135i

・2,979ccの直列6気筒ガソリンエンジン
・最高出力:240kW(326hp)/5,800–6,000rpm
・最大トルク:450Nm / 1,300–4,500rpm
・0–100km/hタイム:4.9秒
・平均燃費:8.0L/100km(約12.5km/L)
・C02排出量:188g/km(EU6適合)

BMW M135i xDrive

・2,979ccの直列6気筒ガソリンエンジン
・最高出力:240kW(326hp)/5,800–6,000rpm
・最大トルク:450Nm / 1,300–4,500rpm
・0–100km/hタイム:4.7秒
・平均燃費:7.8L/100km(約12.5km/L)
・C02排出量:182g/km(EU6適合)

BMW 125i

・1,997ccの直列4気筒ガソリンエンジン(B48):新エンジン
・BMW TwinPowerTurboテクノロジー
〜ツインスクロールターボ、ダイレクトインジェクション、バルブトロニック、Double-VANOS
・最高出力:160kW(218hp)/5,000rpm
・最大トルク:310Nm / 1,350–4,800rpm
・0–100km/hタイム:6.4秒
・平均燃費:6.7L/100km(約15km/L)
・C02排出量:157g/km(EU6適合)

BMW 120i(118iも同じエンジン)

・1,598ccの直列4気筒ガソリンエンジン(N18)
・BMW TwinPowerTurboテクノロジー
〜ツインスクロールターボ、ダイレクトインジェクション、バルブトロニック、Double-VANOS
・最高出力:130kW(177hp)/4,400–6,450rpm
・最大トルク:250Nm / 1,500–4,500rpm
・0–100km/hタイム:7.4秒
・平均燃費:6.0L/100km(約16.6km/L)
・C02排出量:139g/km(EU6適合)

BMW 116i

・1,499ccの直列3気筒ガソリンエンジン(B38):新エンジン
・BMW TwinPowerTurboテクノロジー
〜ターボチャージャー、ダイレクトインジェクション、バルブトロニック、Double-VANOS
・最高出力:80kW(109hp)/4,500–6,000rpm
・最大トルク:180Nm / 1,250rpm
・0–100km/hタイム:10.9秒
・平均燃費:5.4L/100km(約18.5km/L)
・C02排出量:126g/km(EU6適合)

BMW 125d

・1,995ccの直列4気筒ディーゼルエンジン(N47)
・BMW TwinPowerTurboテクノロジー
〜VGターボ2基、燃料噴射システム:コモンレールシステム&ソレノイドインジェクター、噴射圧:2,500bar
・最高出力:165kW(224hp)/4,400rpm
・最大トルク:450Nm / 1,500–3,000rpm
・0–100km/hタイム: 6.3秒
・平均燃費:4.6L/100km(約21.7km/L)
・C02排出量:121g/km(EU6適合)

BMW 120d

・1,995ccの直列4気筒ディーゼルエンジン(B47):新エンジン
・BMW TwinPowerTurboテクノロジー
〜VGターボ、燃料噴射システム:コモンレールシステム&ソレノイドインジェクター、噴射圧:2,000bar
・最高出力:140kW(190hp)/4,000rpm
・最大トルク:400Nm / 1,750–2,500rpm
・0–100km/hタイム:7.1秒
・平均燃費:4.5L/100km(約22.2km/L)
・C02排出量:118g/km(EU6適合)

BMW 116d

・1,496ccの直列3気筒ディーゼルエンジン(B37):新エンジン
〜VGターボ、燃料噴射システム:コモンレールシステム&ソレノイドインジェクター、噴射圧:2,000bar
・最高出力:85kW(116hp)/4,000rpm
・最大トルク:270Nm / 1,750–2,250rpm
・0–100km/hタイム:10.3秒
・平均燃費:4.1L/100km(約24.3km/L)
・C02排出量:107g/km(EU6適合)

オフィシャルフォト:2016 BMW 125i

オフィシャルフォト:2016 BMW 120d

オフィシャルフォト:2016 BMW 1シリーズ インテリア

オフィシャルビデオ:The all-new BMW 1 Series. All you need to know

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