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Volvo XC90 新しいフォトを公開

スウェーデンのボルボは、同社の新世代SUV、Volvo XC90の新しい写真を公開しました。とにかく販売が絶好調で、昨年9月3日に初回生産分1,927台をネットで先行予約を受け付けましたが47分で完売したというニュースがありました。そして既に16,000台のオーダーを受けているようです。

このニューXC90は、ボルボの新しい歴史の1ページとなる大変重要なクルマです。今まで他社から調達していたプラットホーム(アッパーボディはボルボ製です)ですが、自社製プラットホームを構築すべく約110億米ドルを投資し、実に4年の歳月をかけて「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)」という基盤技術を開発しました。後戻りの出来ない一大勝負と言えます。

Volvo XC90 T8 ツインエンジンは、現在最も洗練された大型SUVと言っても過言ではありません。レンジローバーと並び欧州を代表するSUVになることでしょう。

Volvo XC90 with the T6

The new Volvo XC90

ボルボの2リッター直列4気筒ターボのモジュラーエンジン「Drive-E」のパフォーマンスユニットがT6です。T6はターボチャージャーにスーパーチャージャーを組み合わせて最高出力225kW/最大トルク400Nmの動力性能を持ちます。スーパーチャージャーは「スーパーチャージャー界のインテル」こと、米国イートン社製です。燃料噴射はダイレクトインジェクションで、圧縮比は10.8、噴射圧は20Mpaです。このエンジンに組み合わされるトランスミッションはアイシンAW製横置き8速ATです。

Volvo XC90 with the T8

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「T8」はエンジンの名前ではなく、AWDシステムの名前です。T6エンジンで前輪を駆動しリアアクスルに載せた60kWのモーターで後輪を駆動するAWDシステムが「T8」です。システムはPHEVで、EVモードで約40kmも走行が可能です。巨大なバッテリーの搭載位置はなんと車体中央で、その目的は前後車重バランスの最適化と居住性、ラゲッジスペースの確保に影響しないためです。PHEV、EV時代を見据え設計されたプラットホーム「SPA」が未来的で洗練されていると言われる所以です。

Volvo XC90 D5

The new Volvo XC90

現在の欧州車で、最も洗練されているディーゼルエンジンと断言しても良いでしょう。このD5ディーゼルエンジンの過給方法はコストのかかるシーケンシャルツインターボですが、低速回転側を可変ノズルタービン(VNT)ターボに仕立てています。そして直噴インジェクターは、日本のデンソー製を採用。燃焼室の中央に直噴インジェクターとスパークプラグを配置する独自のレイアウトが特徴です。噴射圧は250Mpaに達し世界最高圧となります。そして各インジェクターがシリンダーごとにそれぞれ圧力センサーを持ち、空燃比の制御を緻密に行う世界トップクラスのマイコン技術が組み込まれています。

Volvo XC90 T6 / D5 / T8。どれも間違いない選択でしょう。

フォト:Volvo XC90 T6

フォト:Volvo XC90 T8

フォト:Volvo XC90 D5

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