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2016 MINI John Cooper Works 遂に発売へ

アウディS1の真のライバルとなり得るか!?

BMWグループの英ミニは、昨年12月に写真を公開したコンパクトロケット、ミニ ジョンクーパーワークスの発売に関する正式なアナウンスを行いました。はたして、ミニ ジョンクーパーワークスは、Bセグメント最速マシンとの称号を得ているアウディS1のライバルとなり得るクルマなのでしょうか。

ターボとエキマニを板金化した意欲作

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最高出力231hp(170kW)/5,200–6,000rpm、最大トルク320Nm/1,250–4,800rpmを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載しています。前モデル比で出力が10%、トルクは25%も高められています。0-100km/hのスプリントタイムは6.1秒で、前モデルと比べ0.2秒速くなってます。
アウディS1のスペックは、最高出力231ps/最大トルク370Nmとなります。トルクに50Nmの差があります。

BMWが開発したB48型2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載していますが、興味深い改良が行われています。プレスリリースを見ると、どうもエキゾーストマニフォールドからターボチャージャーまでを板金化しているようです。
BMWグループの「ツインターボテクノロジー」は、タービンへの排気流路が2つに分割されているツインスクロールターボを基盤技術として採用しています(ターボが2つある2ステージターボとは異なります)。このターボチャージャーとエキゾーストマニフォールドを一体板金し、ターボの応答遅れの軽減を目指したシステムです。フォードがシングルスクロールターボとエキマニを一体板金した事例はありますが、ツインスクロールターボではBMWが初になるのでしょうか。

環境性能ですが、燃費は6.7L/100km(約14km/L)、C02排出量は133g/kmとなっており、前モデル比で約20%改善されています。

ゲトラグ製6速MTか、速い6速ATか。

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トランスミッションは、ゲトラグ製6速MTと6速AT(スポーツオートマティックトランスミッション)をチョイス可能です。クーパーSと変化はありません。
MTの特徴としては、シフトダウン時にエンジン回転数を自動的に合わせてくれる自動ブリッピング機能が搭載されており、マニュアルに不慣れなドライバーでも安心してMTの操作を楽しめます。
ただし、0-100km/hのタイムはATの方が速いです。これはギアレシオがMTの方がローレシオであることが理由です。結果、MTの0-100km/hのタイムは6.3秒、ATは6.1秒となっています。特にMINIの6速ATのキャラクターは、通常よりも速い変速スピードを行います。

サスペンション、シャシー

サスペンションですが、フロントにマクファーソン・ストラット、リアにマルチリンクを採用する点は、クーパーSと変更ありません。フロント側はナックルにアルミ合金、コントロールアームに高張力鋼を採用し、リアアクスルにも高張力鋼の使用比率を高めており、バネ下重量の軽量化に余念がありません。
ブレーキシステムは、ミニ ジョンクーパーワークス専用システムとなります。ブレンボとの共同開発となる4キャリパーのディスクブレーキを装備してます。

ダンパーには、ダイナミックダンパーコントロールは標準で搭載となります。電動アクチュエーターでピストンバルブを切り替えて油圧を変化させる仕組みです。このダンパーシステムの中身は、ビルシュタイン製のダンプセレクトです。硬いセッティングと柔らかいセッティングの二段を選択できます。MINIドライビングモードで「SPORT」を選択するとハードな減衰力特性が選択されます。クーパーSよりもかなり硬い方向にダンプセレクトをプログラムしていると想像できます。

オフィシャルフォト:MINI John Cooper Works

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