Land Rover & Jaguar

ランドローバー Discovery Sport Dynamicを公開

英ランドローバーは、現在開催中のフランクフルトモーターショウで、ディスカバリースポーツの特別モデル「Discovery Sport Dynamic」を世界初公開しました。「ダイナミック」は、ダイナミックなボディスタイルを表現したスペシャルモデルで、レンジローバースポーツやイヴォークに続き、ディスカバリースポーツにも設定されることになりました。数々のエクステリアトリムやホイールなどをグロスブラックで塗装しています。

エンジン横置き、前輪駆動のメカニカルレイアウトの基本とするディスカバリースポーツは、BMW X3やAudi Q5などと同じミドルサイズSUVのセグメントとなりますが、3列シートを収めた唯一のモデルとなります。ただし、3列シートは「13歳までの乗員の快適性を想定している」ようです。

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今回のディスカバリースポーツダイナミックのオフィシャルフォトを見ると、モデル名のバッジが「Si4」となっています。Si4は2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載したモデルで、基本フォードのエコブースト2.0と同じものです。ターボはボルグワーナー製のシングルスクロールターボで、タービンスクロールはエキマニと一体となっており板金をプレスして成形し排ガス性能を高めています。圧縮比は自然吸気並みの10.0。インジェクターを吸気ポートの下側から差し込み吸気冷却効果を高めているため実現できたようです。

また、ディスカバリースポーツにジャガーがスクラッチから開発したディーゼルエンジン「インジニウム」を搭載することは今年春に発表されていますが、インジニウムエンジン搭載モデルは「eD4」とネームが付きます。そして、2016年モデルより、eD4搭載モデルに「E-Capability」を付けるようです。
アウディが、最も燃費が良いモデルに「ウルトラ」とタグ付けするのと同様のアプローチです。モデル名は「Discovery Sport E-Capability eD4」です。このE-Capability eD4にもダイナミックが設定されます。

ジャガーのインジニウム4気筒ディーゼルエンジンは、設計が新しいゆえ、最新ディーゼル3種の神器「コモンレール燃料噴射システム、VGターボ、吸気VVT」を全て搭載している「新世代モジュラーエンジンのエース」と言っても過言ではありません。

Si4の難点は10.3km/Lと燃費が良くない点です。ライバルのBMW X3 20dの18.6km/Lと比べると全く勝負になりません。友人にディスカバリースポーツを薦めるなら、今後日本への導入が噂されるインジニウムディーゼル搭載モデルを待ったら?と助言したい。

AWDシステムにはアクティブドライブラインを。

ディスカバリースポーツには、AWDシステムが2種類あります。1つが第5世代のハルデックスカップリングをリアデフの入り口に装着する「エフィシエントドライブライン」というシステム、そしてもう一つがランドローバー内製のFF駆動用AWDシステム「アクティブドライブライン」というシステムです。
アクティブドライブラインはトランスファーにドグクラッチを搭載し「機械的」に動力伝達を断続させます。さらにリアデフの左右輪出口に多板クラッチを装備し、駆動系の機械損失を低減させ燃費の低減を図っています。アクティブドライブラインではデフォルトはAWDです。走行が安定するとFFへと切り替わります。また、テレインレスポンスで悪路走行モードを選択するとAWDとなります。
FFが前提のハルデックスカップリング並みの燃費の良さと悪路走行も考慮されたAWDシステム。高価なオプションですが、アクティブドライブラインは是非選択したいオプションです。

オフィシャルフォト:New Dynamic Design And Efficiency Boost For Land Rover Discovery Sport

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