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メルセデスベンツ 排ガスの不正操作疑惑を全面的に否定

独ダイムラーAGは、「違法な」ソフトウェアプログラムによる排ガス試験の不正操作事件について、BMWに続き、正式なコメントを発表しました。ジャーマン3のBMW、メルセデスがディフィートデバイスを搭載していないと公表したため、ますますVW/アウディが苦しい立場に追い込まれました。
ただし、BMWもメルセデスも、「法的に要求される排ガス基準を満たしていない」という疑惑についてはクリアしていません。メルセデスベンツの4気筒ディーゼルは、NOxの還元に「現在の最適解」と評価される尿素SCRを搭載していることからNOxについては問題ないと想定されています。

余談ですが、メルセデスのシーケンシャルツインターボの最新型4気筒ディーゼルエンジン「OM651」のコモンレール式ピエゾインジェクターを、独ボッシュ製から米デルファイ製に変更しています。メルセデスとボッシュは、ディーゼルエンジン黎明期からの「真の盟友」であり、切っても切れない関係かと思っていました。おそらく尿素SCR向けセンサーもデルファイ製でしょう。「性能が良いものを選ぶ」というメルセデスの態度が鑑みれます。

プレスリリース:ダイムラーAG:不正操作疑惑を全面的に否定

非政府組織のドイツ環境支援協会(DUH: The Deutsche Umwelthilfe)が現在行っている主張、ならびにこれをめぐる憶測について、ダイムラーAG(ダイムラー)より改めて以下の通り説明します。

・ダイムラーは、ダイムラー製自動車に対する排出ガス試験を不正に操作したとの非難を断固として否定します。ディフィート・デバイス(試験中に排出ガスを不正に低減する機能)は、ダイムラーにおいてはこれまでも使用していませんし、
今後も決して使用しません。ディーゼルエンジンについてもガソリンエンジンについても同様です。ダイムラーのエンジンはあらゆる法的要求事項に適合し、これを遵守しています。


・2015年9月25日朝ダイムラー宛てに送付された DUHによる要望書および同書に記された 7 件の質問に関しては、これらの主張はいずれもダイムラー製自動車には当てはまらないことを断言します。ダイムラーのエンジンの技術ソフトウェアはあらゆる法的要求事項に適合しています。


・ダイムラー車が法的に要求される基準を満たしていないことを示す測定結果については、ダイムラーはまったく認知していません。


・排出ガス試験については、実際の走行条件にもとづく排出量を測定する新しい方法を開発すべく、欧州およびドイツ国内で作業が進められており、ダイムラーもこれを積極的に支援しています。


ダイムラーは、ドイツ、欧州、米国の責任当局と緊密かつ建設的な方向で協力しており、試験に対してはあらゆる車両を積極的に提供します。なお、DUH の採った手法及び公の場での主張に対しては、ダイムラーとして取りうる法的なオプションについて検討しています。

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