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Audi Q7 e tron 3.0 TDI quattro 80,500ユーロで来春より発売

今年のジュネーブモーターショウでワールドプレミアとなったPHEVの大型SUV「Audi Q7 e tron 3.0 TDI quattro」の欧州価格が発表されました。ドイツでは€80,500〜と発表されており、大型のリチウムイオンバッテリーを搭載していることを考えると思ったよりも安いです。プレミアムサルーンA8の€81.000と同価格帯に設定しています。

Audi Q7 e tron 3.0 TDI quattroの基本構造


ドライブトレインは、最高出力190kW(258hp)&最大トルク600Nmを発生する3.0リッターTDIディーゼルエンジンにモーターを組み合わせ、最高出力275kW(373hp)&最大トルク700Nmを達成しています。TDIエンジンのコモンレール式燃料噴射圧は2000bar。NOx触媒はターボ直下に置き触媒効率を高め、24リッターの尿素SCR、さらに低圧EGRも備えており、環境対策は万全と言えます。さらにクランスケースに重いバーミキュラ鋳鉄を採用しながら、エンジン重量は約190kgに抑えています。前モデルのV6TDIは300kgを超えていました。この前モデルのV6TDIの環境性能が、はたしてディーゼルゲートなのか否か、米国で疑惑の目が向けられています。

リアに搭載する巨大なリチウムイオンバッテリーのキャパシティは17.3kWhを誇ります。Passat GTEの9.9kWh、Mercedes-Benz C350 PHEVの6.2kWhと比べてもその巨大さが確認できます。このバッテリーの容量は202kgに達し、モーターを含めると375kgと発表されており、トータルの車重は2,445kgに達します。さすがに重いです。前モデル比で5cmの低重心、前モデル比で100kgもシャシーが軽くなったとはいえ、ドライビングパフォーマンスに関しては期待できません。基本、前輪駆動車の構造でありながら、リアは超ヘビーな仕様です。前後アクセルをアルミ製とすることにより、アクスルだけで60kgも軽量化するなど足回りに十分配慮しているのですが。



ハイブリッドモジュールは、上図の通り3.0TDIと8速ATの間に置かれています。モーターの最大出力は94kWで、2,550 rpmまで内燃機関と協動する仕様となっています。

おなじみ、セルフロッキングセンターデフのAWDクアトロシステムは8速ATに統合されています。このセンターデフは、通常は前40:後60にトルク配分を行います。走行状態により、前が最大70%、後ろが最大85%まで配分することが可能となっています。

オフィシャルフォト:The Audi Q7 e tron 3.0 TDI quattro – new SUV expands portfolio of plug-in hybrid models

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