1 / 2-Series

BMW コンパクトセダンのコンセプトカーを発表

次期1/2シリーズなのか?

独BMWは、今週から開催される広州モーターショウで、「BMW Concept Compact Sedan」というミステリアスなコンセプトカーを展示します。プレスリリースでこのコンセプトカーを「The car for a new generation. 」と表現していますので、次期1シリーズ/2シリーズを示唆していることは間違いないと思われます。中国市場の若年層の間で、コンパクトセグメントの4ドアセダンのニーズが急進しているようで、アウディはA3、そしてメルセデスはCLAの販売を拡大させています。

エンジンは?シャシーは?そして次期1シリーズ最大の焦点となる駆動方式はFF or FR?、と気になることろが満載ですが、テクニカル情報は一切公開されていません。

駆動方式は、それほど大きな問題なのか?

当ブログでも度々言ってきましたが、次期BMW 1/2シリーズの技術的焦点は「前輪駆動なのか、後輪駆動なのか」に絞られると考えます。
「カーブの旋回、ブレーキング、荷重移動、パッケージングなどの観点から、後輪駆動が前輪駆動よりも優れている点を理路整然と説明しろ」と技術評者からお叱りを受けそうですが、次期1/2シリーズの駆動方式の選択は「個性を捨てるのか、利益を優先するのか」という選択を、BMWという自らの伝統に尋常ではない執着心を持って事業展開する大企業の選択のあり方にいきつきます。
「前輪駆動になれば安く作れる」という理由は単純で、プロペラシャフトレスになる事以外にも市場で圧倒的に数の多い「FF用の部品」が安く調達できるからです。

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また、1シリーズが前輪駆動になればプロポーションが一変します。上の写真は後輪駆動の現行F20ですが、「前輪ホイールハウス後端からドアの開口線に一定の長さを保ち、かつ、Aピラーの延長線が前輪中心に一致する」、というBMWならではのスポーティーなプロポーションをコンパクトカーながら堅持した、拘りの作品です。Aピラーを寝かせれば前面衝突時の安全確保も容易ですが、このプロポーションの法則を堅持するために、あえてしなかった。
前輪駆動になれば、このプロポーションは100%無くなります。技術的にこのようなパッケージングが出来ないからです。

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上の写真は、今回のBMW Concept Compact Sedanのサイドビューです。まさに前輪駆動ならではサイドビューと言えます。プレスリリースでも「Generously-sized rear compartment. 」との記載があり、2シリーズアクティブツアラーをベースにしたコンパクトセダンであることが確信できますし、多くの海外のオートメディアも同様に分析しています。

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