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フォルクスワーゲンのディーゼルエンジン問題の対応策

独フォルクスワーゲンは、排出ガスの違反問題「ディーゼルゲート」の欧州マーケットでの対策方法について情報を公開しました。
対応策は2つ。一つは燃焼を制御するソフトウェアプログラムを書き換える事、そして2つ目はエアフィルターから外気を吸い込みシリンダーに入る手前に「フロートランスフォーマー」というメッシュ状の吸気系パーツを装着する、という内容です。

「素晴らしい加速性能」は維持されるのかどうか。

しかし一番の感心事は、そもそもディフィートデバイスの装着を前提としたディーゼルエンジンが、ディフィートデバイスが無い状態で「加速性能の悪化」はないのか、という点です。このトランスフォーマーの役割は、大量の空気をシリンダー内に押し込んでいたEA189エンジンの過給機の仕事量を減らすことにあると想像します。
例えが不適切かもしれませんが、あえて例えるならば、ドーピング常習犯の短距離走の記録保持者が、ドーピング無しの状態で同じ記録が出せるのかどうか、ということでしょうか?。排ガスを抑えた制御状態にあるクルマを加速させる事が難しい事は想像に難くありません。

VWのディーゼルエンジンの美点は「素晴らしい加速性能」に尽きる、と言っても過言ではありません。当ブログでは、今回のディーゼルゲート事件の対策として、VWはコストがかかるが後処理で対応する、と想像していました。「素晴らしい加速性能」を犠牲にせず、ドライバーが思うがまま出力とトルクを引き出せる美点を重視するのだろう、と。例えば、最先端のDPF(PMフィルター)が出てくるのではないか?という期待でした。

この新ソフトウェアプログラムと吸気系パーツを装着したクルマの試乗記が楽しみです。欧州マーケット向けとのことで、英国AUTOCARのテスターが評価記事をウェブアップしてくれるでしょう。

解説ビデオ

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