A4 / A5

Audi A4 2.0 TFSI ultra 解説ビデオ

日本への導入も秒読み段階となっている新型アウディA4。アウディのホームページで、クアトロモデルではない「アウディA4 2.0 TSIウルトラ」の解説ビデオを公開しました。このモデルの技術的なフォーカスポイントは2.0TFSIエンジンで、「ライトサイジング」という新しいカテゴリのエンジンを提唱しています。

「ライトサイジング」とはミラーサイクルエンジンなり

新型アウディA4 2.0では、VW/アウディの基幹エンジン「EA888」の第三世代版を搭載します。前モデルでは1.8リッターTFSIでしたが、新型では2.0リッターへと「アップサイジング」しています。このユニットをVW/アウディでは「ライトサイジング」エンジンと表現しています。
VW/アウディというと「ダウンサイジング」の先鋒者というイメージがありますが、ライトサイジングは次の一手と言えます。

「ダウンサイジング」エンジンは説明するまでもなく、排気量を小さくし、ターボ過給により低回転でも十分なトルクを発生させることにより燃費を抑えることができるという利点をもたらします。市街地走行の多いユーザーには燃費の面で大きなメリットとなります。
一方でデメリットとしては、高速道路や加速時などの「エンジンが高負荷状態」にある時に燃費が悪化する点です。今後、燃費と排出ガス試験の基準が変更になり、車速が高い基準でも測定されるため、ダウンサイジングエンジンは不利になります。
このエンジンの高負荷状態時での不得意領域を解消するのが「ライトサイジング」です。ライトサイジング自体は新しいカテゴリですが、中身を見るとミラーサイクルエンジンのことを指しているようです。
排気量を1.8から2.0にアップサイジングしている理由は、ミラーサイクルを適用するためです。アウディのミラーサイクルは、ピストンが下死点に達する前に吸気バルブを「早閉じ」し、圧縮比よりも膨張比を長くしています。1.8リッターTFSIのまま圧縮行程を短くするとトルクが低下してしまうため、2.0リッターTFSIにして排気量をアップしてトルクを補おう、という考えです。

アウディが先鞭を切ったライトサイジングという新潮流。その他欧州メーカーがどう動くのか注目です。

オフィシャル動画:Audi A4 2.0 TFSI ultra 解説ビデオ

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