E-Class / GLE

2017 メルセデスベンツ ニューE220d 実車の走行動画を公開

独メルセデスベンツは、オールニューとなったEクラスの旗艦車種、E220dの実車走行の動画を公開しました。Cクラスを彷彿とさせるスポーティーなエクステリアが大変魅力的です。


肝心の中身ですが、何といっても新設計された直列4気筒ディーゼルエンジン、OM654を搭載する点です。
新型OM654エンジンは、まさに欧州ディーゼルエンジンのトレンドのど真ん中を行く新型エンジンです。エンジン排気量を小さくする一方、パワーは大きくなり、そして圧縮比を低くし、エンジン本体を軽くする。。
OM654では、排気量を2.2リッターから2.0リッターへ、パワーは170hpから195hpへ、圧縮比は16.2から15.5へ、重量は202.8kgから168.4kgへ、という具合です。
圧縮比はMAZDAの14には及ばないものの、「最も洗練されている欧州ディーゼルエンジンの一つ」であるジャガー&ランドローバーのドライブEエンジンの15.5と同値です。
そして、新しく設計された新型OM654エンジンですが、メカニズム面で大きく変わった点は排気後処理にあります。

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上図は、先代の2.2リッター直列4気筒エンジン(OM651)の後処理装置のレイアウトです。DOC(酸化触媒)、DFP、そして尿素SCRで有害物質の処理をしていますが、とにかく巨大なシステムであることがわかります。



上図は、OM654で採用された新しい後処理システムです。触媒を表面コートしたDPF「SDPF」としコンパクト化しました。このレイアウトだと、A/B/CLA/GLAにもスペース的にも搭載可能だと思われます。
これは想像ですが、日本のIBIDEN社のDPFシステムかもしれません。今年2月、ダイムラーは特殊な技術を持つサプラーヤー イノベーション部門TOP10としてIBIDEN社を選定しています。

IBIDEN Co., Ltd. (Category: Innovation) awarded as technology leader in the product and process development of state-of-the-art diesel particle filters for high-end truck applications.

トラック&バス部門にDPFを供給しているようですが、乗用車向け新型ディーゼルエンジンにも供給を始めたのでしょうか。このコンパクトなSDPFは、DPFに特殊な技術がないと作れないと思います。

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