E-Class / GLE

2017 新型メルセデスベンツEクラスのメカニズム概要が明らかに

軽量化されたボディ

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鉄とアルミのハイブリッド構造を採用しており、前モデル比で70kgの軽量化を実現しています。アルミの仕様比率は16%となっており前モデルの5%から高めています。Cクラスの24.8%、Sクラスの32.5%には遠く及ばないものの、Eクラスもマルチマテリアルボディとなりました。上のイラストはニューEクラスのボディインホワイトですが、どこの部分にアルミダイキャストを使用しているのかは公開していません。プレスリリースではボンネット、トランクリッド、フロント及びリア周辺部は鋳造アルミニウムで作られている、と記載があります。「フロント及びリア周辺部」ですが、恐らく、大きな荷重を受けるフロントのストラットタワーとリアの左右ホイールハウス周辺の補強、というCクラスと同じ使い方と思われます。
メルセデスベンツの後輪駆動のクルマには、ねじれ方向の剛力に対応するため極太のクロスメンバーを数本通しているのがメルセデスの常套手段ですが、アルミ使用比率がCクラスより下がってますので、恐らくクロスメンバーは超高強度鋼でしょう。

洗練されたシャシー

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サスペンション構成は弟分のCクラスと同様です。フロントは3リンク式からロワ側を二分割した4リンク式に変更され、リアは5リンク式となりました。特にフロント側に注目で、キングピン軸をホイールの中心近く置く4リンクのダブルウィッシュボーンとなり、キャンバー変化を理想に近づけ上下の振動や変動に対する感度を最小限に抑えようという意図が伺えます。また、上図のイラストでも確認できますが、極太のスタビライザーが装着されているのもEクラスらしい豪華仕様と言えます。

クラストップのエアロダイナミクス



メルセデスベンツが最も力を入れている研究開発分野の一つが空気力学です。上の写真もそうですが、空力エンジニアが風洞でコンピュータベースの気流シミュレーションを行っている写真を最近よく目にします。抗力性能を燃費とCO2排出量の削減に効果的な手段と考えており、130kg/h走行時で100キロ当たり約0.3リットルの燃料節約に貢献するとメルセデスは計算しています。ニューEクラスの抗力係数(CD値)はクラストップの0.23と発表されています。なお、ライバルとなるBMW 5シリーズは0.25です。ほぼ全てのクラスでメルセデスベンツのクルマがトップのCD値を達成しています。

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