Tiguan & Touareg & T-Roc

2017 VW ティグアン ボディは大型化し重量は軽量化

独フォルクスワーゲンは、ベストセラーとなったコンパクトSUV「ティグアン」の新世代モデルを2017MYから発売します。全世界で280万台以上もデリバリーされた意外?な大ヒットを記録した初代に次ぐ2代目となる今作は、エンジン横置き用の共通プラットホーム「MQB」を採用した始めてのSUVで、走行性能にも磨きをかけVWのエンジニアリングを凝縮させた渾身の1台といえます。
4月5日にベルリンで走行会が開催され、新しい写真と動画がネットに公開されました。オンロード性能にフォーカスした「ティグアン オンロード」、オフロード性能にフォーカスをした「ティグアン オフロード」の両モデルの動画です。
まずは大きさですが、全長4,486mm、全幅1,839mm、全高1,632mm、2,681mmとなっており、先代より一回り大きくなっています。全幅は30mm、全長は60mm、ホイールベースは77mmも大きくなりました。

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ボディは先代と比べ随分と大きくなりましたが、重量は16kg軽量化されています。たったの16kg?と思いきやボディインホワイトでは82kgも軽量化されていました。いくつかの快適/安全性能のモジュールを新しく搭載していることから軽量化の恩恵が相殺されました。

ボディエンジニアリングはPTがMQBとなったことから洗練されました。上のイラストでも確認できますが、高強度鋼板の使用比率がかなり高いことが確認出来ます。使用比率はプレスでは確認できませんが、恐らくゴルフに近い80%前後までいってると思います。注目は熱間成形鋼板の使用で、上イラストでいう紫の部分です。A/Bピラーに留まらず、フロアトンネルやフロアにキックアップ部分にまで及んでいます。薄肉化し軽量化を図っていることが伺えます。

しかし、この薄肉化は諸刃の剣で、薄肉化すると剛性が低下します。そこでVWのボディエンジニアが積極的に押し進めている工法「テーラーロールドブランク」の登場です。剛性を保つには板厚化せざるを得ませんが、鋼板をスポット溶接でつないでプレスする手法が一般的です。意地悪を言うと、せっかく薄肉化している鋼を別の鋼で繋ぐ事自体ナンセンスとも言えます。
薄肉化し軽量化したいが剛性は損なえない。。。テーラーロールドブランクは、まさにこの問題を解決する工法です。簡単に言うと「一つの鋼板の厚さを部位により変える技術」です。鋼板の圧延工程でローラーの間隔を変化させ、連続的に厚みを変化させる生産技術で、例えばBピラーだと側面衝突で応力を受ける部分は厚くしてそれ以外は薄くすることで軽量化と剛性確保を可能とします。

ティグアン「オンロード」 ドライビングシーン

ティグアン「オンロード」 オフィシャルフォト

ティグアン「オフロード」 ドライビングシーン


ティグアン インテリア動画

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