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メルセデスベンツ 直列6気筒エンジンを搭載へ!

独メルセデスベンツは、同社がドイツで開催した新技術発表会「Tec Day」において、伝統の直列6気筒ガソリンエンジンを復活させることを正式に発表しました。エンジン型番は「M256」と発表されており、「メルセデスの歴史上最も官能的なエンジン」とも言われた1989年製造の「M104」直列6気筒エンジンの復活となるのでしょうか。
同ブログでも昨年末の新型Eクラスのインテリア動画の発表時に、新型Eクラスの注目は直列6気筒エンジンを搭載するか否かと言いました。具体的には来年発売のモデルに搭載されるようです。

直列6気筒エンジンは、エンジンの惰性振動(1次、2次)そして偶力ともに発生しません。エンジン振動の観点から見ると、直列6気筒エンジンは理論的には完全バランスを持つ無欠のレシプロエンジンと言えます。このように最良の素性を持つストレート6も、今やBMWのみが供給している、という状況です。
1990年に入ると、各社こぞって「室内空間の広さと快適さ」を、クルマという商品力の向上のためのキーファクターだと考えるようになり、前輪駆動にして、そしてV型のマルチシリンダーへと変換を図りました。メルセデスもしかり、です。
しかし、ここにきて「機械的に無理のない直列6気筒エンジンは、振動も偶力もないことから、結果乗員のストレスを少なくする」と考えたのでしょうか。

この「M256」の直列6気筒エンジンの詳細は明らかにされていませんが、プレスで判明しているのは、「ISG」と呼ばれる電気モーターと組み合わせ、リチウムイオンバッテリーを用いずに48Vのバッテリーと組み合わせる、ということです。上記の写真がISGですが、ストレート6エンジンと9G Tronicの間に配置します。モーターの技術は、プラグインハイブリッド「S300h」で見せた「EM0007」がベースとなっています。2.2リッターディーゼルエンジンと7速ATの挟み込んでいたものです。
動作ですが、エンジンとクラッチを切ってモーターのみで発進を可能としたいのでしょう。いわゆる「マイルドハイブリッド」です。

当ブログで、今年の欧州カーオブザイヤー最有力候補と評したいAudi SQ7 TDIで示したVW/アウディのアプローチは、「V型6気筒ディーゼル+電動コンプッサー+48Vアーキテクチャー」でした。
そして、メルセデスが歩む道は、「直列6気筒エンジン+マイルドハイブリッド+48Vアーキテクチャー」です。
今後、解説動画などが出てくると思われます。詳細判明次第、アップしたいと思います。

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