TT-Series

2017 Audi TT RS 伝統の5気筒エンジン解説動画

独アウディは、同社伝統の5気筒エンジン誕生40周年を記念し、5気筒エンジンの解説動画を公開しました。直6を製造したことがないアウディは、この直列5気筒エンジンをスポーツユニットの象徴として位置づけており、ボルボが5気筒エンジンの製造を止めた今、5気筒エンジンを製造し続けているのは独アウディのみとなりました。



独アウディが、自動車業界で初となる5気筒エンジンを世に送り出したのは1976年の夏でした。上の写真は1979年に発売された5気筒エンジン搭載のAudi 100 (C2) です。排気量は2144ccで、最高出力は110kW (136hp) /5,700rpm、最大トルクは185Nm/4200rpmでした。

オフィシャルビデオ:Animation inline five-cylinder engine


2017年モデルのアウディTT-RSに搭載されている直噴2.5リッター5気筒のTSIエンジンのパフォーマンスがスゴイです。最高出力は294kW (400hp)に達します。非常に大きなターボがインテグレートされていますが、ブースト圧は1.3barです。
軽量化も進化を続けており、クランクケースはアルミ合金製に、オイルパンはマグネシウム&アルミ製に、そしてクランクシャフトも軽量化を図っているようです。

Audi TT RS Coupé

シリンダーブロックはバーミキュラ鋳鉄です。直列5気筒は、直列6気筒と比べ偶力が発生するため、振動減衰能力の高いバーミキュラ鋳鉄の採用は必然と言えます。

アウディ5気筒エンジンの魅力の一つがエクゾーストサウンドにあります。点火順が、1-2-4-5-3となっており、4気筒ターボとは明らかに異なるクラシックなサウンドトラックを奏でます。

ポルシェの水平対向6気筒エンジン、BMWの直列6気筒エンジン、そしてアウディの直列5気筒エンジン。環境規制が全世界でますます厳しくなる中、これらのエンジンは今の時代に適合しないとも言えます。しかし、歴史がありパフォーマンスに優れた個性的な内燃機関です。今後も製造が続けられる事を祈るばかりです。

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