Land Rover & Jaguar

ジャガー&ランドローバー新世代エンジンを拡大

遂にインジニウムエンジンがガソリンに対応。

英ジャガー&ランドローバーは、同社の新世代モジュラーエンジン「インジニウム」のラインアップを拡大する、と発表しました。待望の4気筒インジニウムのペトロール版が登場します。
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現在のイヴォークやディスカバリースポーツに搭載されている2.0リッター4気筒ターボエンジンは、「Si4」と呼ばれるフォード製のエコブーストエンジンです。VWのTSIとならび、ダウンサイジングターボの潮流を作って来たフォードのエコブースト。そんなフォード製ということもあり、吸排気側に可変バルブタイミング機構を備えるなど、機構的には洗練されてはいます。ただし、「クルマの心臓」であるエンジンが他社製ではどことなく寂しい。

一方で、ディーゼルエンジン。ジャガーのモジュラー設計最新ディーゼル「インジニウム」は、世界で最も洗練された2リッタークラスのディーゼルエンジンと言っても過言ではないでしょう。2014年に5億ポンドを投資した工場で完全自社開発されている最新ディーゼルです。
筆者もXEのインジニウムを幾度か試乗しましたが、とにかく静かな点が驚きでした。カムシャフトはローラーベアリングで保持した上にオフセットクランクを採用するなど、フリクション低減にとことん拘っています。さらにバランサーシャフトも装備しています。「プレミアムカーのディーゼルエンジンはこれだ!」と感心しました。コモンレールの燃料噴射システム、VGターボ、吸気VVTと最新デバイスをもれなく装備しています。

そんな新世代エンジンのガソリン版が登場します。詳細なスペックは公開されていませんが、パリモーターショウで公表されるかもしれません。
そして、もう一つ、同社が「TRANSCEND」と呼ぶ新しいトランスミッションも開発しているようです。レシオカバレッジが20.0?という信じがたい超ワイドレシオカバレッジの超多段DCTです。かの自製ATにこだわるメルセデスの9Gトロニックが9.167ですから、レシオカバレッジ20という姿が想像できません。トルコンATではなくデュアルクラッチのようです。まだ研究段階のようですので、製品化は随分先という印象です。

新世代機構のエンジンに、マジカルなトランスミッションテクノロジー。今のジャガー&ランドローバーは、欧州メーカーで最も勢いのある自動車メーカーといっても過言ではないでしょう。

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