E-Class / GLE

2017 メルセデスベンツ Eクラス オールテレインを公開

独メルセデスベンツは、新型Eクラスエステートのクロスオーバー版「Eクラス・オールテレイン」に関する情報を公開しました。Eクラスにオフロードルックを纏ったバージョンが「オールテレイン」となります。アウディA6オールロード、ボルボV90クロスカントリーの競合となるクルマで、今月開催されるパリモーターショウでワールドプレミアとなります。

Eクラス・エステートの車高を29mmアップし、グラウンドクリアランスを確保。そしてメルセデス最新のエアサスペンションシステム「AIR BODY CONTROL」を改良し、車速35km/h以内であれば車高を+20mmまで変更させることが可能です。

ローンチされるモデルは、E220d 4MATICの1モデルとなります。最高出力143kW(194hp)/3800rpm、最大トルク400Nm/1600-2800rpmを発生する直列4気筒の新世代ディーゼルエンジン「OM654」を搭載します。ボアピッチはOM651の94mmから90mmとなり、シリンダーヘッドとクランクケースはアルミ製となりました。また、ボア壁面処理には、AMGのF1テクノロジーでお馴染みとなった「NANOSLIDE」と呼ばれる摩擦低減コーティングが施されており、フリクションの低減が図られています。
ターボチャージャーはシーケンシャルツインターボではなく、シングルステージのVGターボなりました。車重&燃費を考慮し、とにかくコンパクトしして軽量化したい、というメルセデスの思いが伝わってきます。エンジン排気量を小さくする一方、パワーは大きくなり、そして圧縮比を低くし、エンジン本体を軽くする。。OM654では、排気量を2.2リッターから2.0リッターへ、パワーは170hpから195hpへ、圧縮比は16.2から15.5へ、重量は202.8kgから168.4kgへ、という具合です。
後処理システムもOM654で刷新されました。触媒を表面コートしたDPF「SDPF」としておりコンパクト化に成功しています。欧州メーカーのディーゼルエンジンの後処理システムで最も洗練されているのがOM654、と言っても過言ではありません。

直列6気筒ガソリンエンジンの開発も進めているメルセデス。一方でライバルの「エンジン屋」BMWはここ数年内燃機関の開発が滞っている感があります。ガソリンとディーゼルエンジンをモジュラー構造にしたため新技術を導入する幅が狭まっているのかもしれません。ここ数年で両社の間に一気に差が出る可能性があります。

オフィシャルフォト:New Mercedes-Benz E-Class All-Terrain: Versatility and intelligence in a striking outfit

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