【悲報】VW 420PSの4気筒エンジン開発を中止か

2016年9月28日
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残念なニュースです。フォルクスワーゲンが同郷のアウディのために仕立てる予定だった、直列4気筒の2.0リッターエンジン(EA888)をベースとした最高出力420PSの4気筒エンジンの開発が中止になった、とAutoblogが報じています。Quattro GmbHのエンジニアリングのトップ、Stephan Reil氏が「the 400-horsepower EA888 engine is dead」と語った、とのこと。報道によると、VWグループのパワートレインエンジニアのトップ、フリードリヒ・アイヒラー氏が、この4気筒エンジンよりも、アウディの5気筒エンジンの方が量産効果がある、と判断したようです。

2014年初頭に「Audi TT Quattro Sport」というコンセプトモデルを発表し、改良されたEA888エンジンを搭載しました。異次元の207hp (210PS) /リッターのハイパフォーマンスエンジンは驚愕の声で迎えられました。

VWゴルフRに搭載される直列4気筒の2.0リッターエンジンのEA888改良版は、とにかく「カネのかかったエンジン」です。直噴とポート噴射をデュアルインジェクション化しており、シリンダーヘッドはアルミ/シリコン合金製、排気バルブはナトリウム封入バルブ、大型ターボ。。。ゴルフRが、「ベストスポーツカーinクラス」と評される所以です。

このエンジンに、更に大型化したターボを搭載し、420PSを達成する予定でしたが、こんなお金のかかるエンジンを量産しても儲からない、と判断したのでしょう。

2014年の発表時当初は、TT-RSのリプレイスメントエンジンとして登場すると噂されていただけに、新型も伝統の5気筒エンジンを搭載すると発表された時に、「まさかディスコンか。。」と思いましたが、そうなりました。夢のあるエンジンでした。残念です。