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2017 BMW 5シリーズ セダン 遂にアンヴェール!

ビジネススポーツサルーンのアイコンは正常進化なのか?

独BMWは、第7世代となる新型のBMW 5シリーズ セダン(G30)に関する情報をウェブに公開しました。これまでに約760万台も売れた世界で最も売れているビジネスサルーンの最新版です。2017年2月から全世界でデリバリーが開始されます。はたして、ニュー5シリーズはパックリーダーとしての地位を守れるのでしょうか?

注目のボディエンジニアリングは?

ボディの設計、性能、製造領域に関わるエンジニアの祭典「EuroCarBody」で見事栄冠に輝いたBMW 7シリーズの「カーボンコア」と呼ばれる先進のボディ構造。このカーボンコアが5シリーズに降りてくるのか否かがニュー5シリーズにおけるエンジニアリング面での最大の注目点と思っています。結論から言うと「詳細不明」ですが、恐らく7シリーズのカーボンコアとは別構造ではないかと思われます。プレスを見ると、アルミとマグネシウム、熱間成形鋼板のマルチマテリアルボディと表現しており、CFRPに関する記述が見当たりません。先代よりもアルミの使用比率を増やしている印象があり、ライバルのメルセデスベンツEクラスでのアルミ使用比率16%を超えるのか否かが見物です。
しかし、7シリーズの「カーボンコア」の片鱗がニュー5シリーズにも採用されると期待していただけに、いささか残念な気がします。ニュー5シリーズと同じ予算であればニュー7シリーズの中古車をチョイスしたい、と思わせます。

リアアクスルステアリングを初採用

機械面での新機能として、後輪操舵システムを初採用しました。BMWでは「Integral Active Steering:インテグラルアクティブステアリング」と呼んでいます。ちなみに、ポルシェのニュー911でも同機構を採用していますが、ポルシェでは「リアアクスルステアリング」と呼んでいます。
仕組みですが、低速時には後輪を前輪と逆の向き(逆位相)にステアしてコンパクトカーのような取り回しの良さを実現し、一方で高速走行時には後輪を前輪と同じ向き(同位相)にステアし、ホイールベースが長くなったかのような安定性をもたらす機能です。端的に言えば「バーチャルホイールベース」といったところでしょうか。
BMWの全輪駆動システム「BMW xDrive」との組み合わせで利用が可能です。

とにかく、2016年で最も注目するべきニューモデルと言えるニューBMW 5シリーズ。機械的な面での詳細情報は今後出てくるので、ニュー5シリーズがパックリーダーとしての地位を守れるのか否かは現時点では判定困難でしょう。欧州車最高峰のビジネスサルーンですから入念に作り込んでいるのは容易に想像できますが、現時点では、「電子制御の鬼」と化している印象です。エクステリアは先代に比べ随分とスポーティーになった印象です。今後、徹底的に5シリーズの中身を探っていきたいと思います。

オフィシャルローンチビデオ:The new BMW 5 Series

オフィシャルフォト:BMW 540i M Sport

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