AlfaRomeo

EuroCarBody 2016 栄冠はアルファロメオ ジュリアに。

ボディの設計、性能、製造領域に関わるエンジニアの祭典「EuroCarBody」が先月10月に開催されました。今年で7回目となります。昨年は、キャビン骨格全体にCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用した鉄/アルミ/カーボンのハイブリッド構造が特徴のBMW 7シリーズが受賞しました。そして今年ですが、受賞したのはアルファロメオが放つ渾身のDセグメント、「ジュリア」でした。
結果は下記の通りです。

1. Alfa Romeo Giulia
2. Acura NSX
3. Volvo V90 on SPA platform

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アルファロメオ ジュリアですが、プレスリリース等々でもボディ構造について詳細が語られていません。判明している事は、ボンネット、ルーフ、シート、そして日立製のプロペラシャフト!にカーボンを使用しており、さらにドア、エンジン、サスペンションなどにアルミニウムを多用し軽量化を図っている、ということだけです。ボディの透視イラスト、各素材の重量比率など技術的な情報がないため、ある意味ブラックボックスでした。今回のユーロカーボディで、アルファのボディエンジニアが詳細を全て明らかにした上での受賞だと思われます。

想像するに、恐らくカーボンの使い方がイノベーティブだったのでしょう。アルファは、同社初のミッドシップスポーツカー「Alfa 4C」でCFRPモノコックを実現しました。カーボンのボディへの活用という意味では、欧州では独BMWと伊アルファロメオが最も進んでいると思います。アルファ4CのCFRPは、一般的なRTMではなく、手間とコストのかかる高性能なオートクレープ工法だというから驚きです。その結果CFRPモノコックの重量は65kgだと発表されました。4000万のランボルギーニ アヴェンタドール、そして1億円のポルシェ918でさえRTMで作ってますが、高性能なオートクレープで作られるアルファ4Cのプレイスタグは何と800万円。異常なほどのバーゲンプライスです。
そうしたカーボンを加工する技術、量産する技術、生産プロセスがボディエンジニア達に高く評価されたのでしょう。

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