Tiguan & Touareg & T-Roc

フォルクスワーゲン T-Roc ワールドプレミア

アウディQ2の兄弟車。大ヒットの予感。

独フォルクスワーゲンはスモールサイズの新しいSUV、「T-Roc」を世界初公開しました。Tiguanが担うコンパクトSUVセグメントの下のカテゴリ「スモールSUV」に位置する車で、ライバルはBMW MINIカントリーマンから同郷のAUDI Q2、NISSAN JUKEまで幅広いプレイヤーがひしめいています。

セグメントプラットホームにVWグループのエンジン横置用の共通プラットホーム「MQB」を採用しています。若年層をターゲットにした現代的で表現力豊かなデザインに仕上げているT-Roc ですが、VWはこの車を「SUVの優位性と小型ハッチバックモデルの俊敏性、そしてコンパクトクラスのダイナミズムを組み合わせたクロスオーバー」と表現しています。スモールサイズSUVのベンチマークにする、と公言する意欲的な1台です。T-Roc は世界戦略車として位置付けられており、世界のほぼすべての主要市場で発売されます。

このスモールサイズSUVのマーケットは急激な伸びを示しており、年間販売台数は、現在の約640万台から約1,060万台になると予想されています。主に都市部を走行し小さな子供がいる若いファミリー層のドライバーをターゲットにした車で、幅広い機能性とコンパクトな外形寸法、高い座席ポジションを提供し、そして重要なのがダイナミックな外観とスマートフォンのような電装空間を備えていることが売れる法則で、エンジニアリングはそれほど重要視されません。現在、その約80%がヨーロッパと中国で売れていますが、今後はブラジル、インド、ロシアで伸張すると予測されています。

T-Rocのサイズですが、全長が4,234mm(Tiguanよりも252mm短い)、ホイールベースは2,603mm、全幅は1,819mm、全高は1,573 mmとなっており、アウディQ2とほぼ同サイズです。VWのクルマにしては短いオーバーハングで、フロント831mm&リア800mm、そしてトラック幅が1,546mm(フロント)と1,541mm(リア)です。

エクステリアデザインはアウディのように若々しく、Cピラーは、クーペのように滑らかに後退しています。

Aピラーが特徴的で、サイドルーフライン全体とCピラーの上まで被さるような形で一体的に繋がっており、ボディ色とは別の色で塗装しています。ライバルとなるBMW MINIカントリーマンと同様のアプローチです。このAピラー&ルーフセクションとボディを2色の仕上げで注文できる最初のフォルクスワーゲンとなりました。

エンジンですが、ボリュームゾーンの車であるため、多彩なヴァリアントが搭載されます。ガソリンエンジン(TSI )は85kW / 115PS 、110kW / 150PS 、140kW / 190PSの3種類が搭載されます。85kW版は前輪駆動&MTのみです。140kW版はTOPモデルらしく7速DSGと4WDシステム「4MOTION」が搭載されます。

なお、4MOTIONは「アクティブコントロール」が付いているバージョンで、オフロード機能に手抜きはありません。センターコンソールの4MOTIONアクティブコントロールを操作して、4つのレベルモードをアクティブにすることが可能です。ロータリースイッチを左に回すと、2つのオンロードプロファイルの1つ「ストリート」と「スノー」をアクティブにすることができます。スイッチを右に回すと「オフロード」または「個人用オフロード」(可変設定)の2つのオフロードモードが利用できます。 4MOTIONアクティブ・コントロールは、すべての関連するアシスト・システムを運転状況に数秒で適応させます。 4MOTIONモデルには、運転プロファイルの選択も標準装備されています。 DSG、自動空調、電気機械式パワーステアリング、アダプティブシャーシコントロール(DCC)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)用のパラメータを個別に制御することが可能です。

技術的には、エントリーモデルの車なので特筆する点がありませんが、万能選手として仕上げている感があります。世界的に大ヒットしそうな車です。

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