Porsche

北米Porsche サブスクリプションプログラムを発表

自動車メーカーのビジネスモデルの変革が加速する

北米ポルシェ(Porsche Cars North America, Inc.)は、「Porsche Passport:ポルシェ パスポート」と呼ばれる新しいサブスクリプションプログラムを実施する、と発表しました。ディーラーなど自動車業界向けの新しいサブスクリプションソフトウェアプラットフォームを提供するClutch Technologies社と提携し実現します。

ポルシェパスポートは、月額課金のサブスクリプションモデルで、最大22種類のポルシェモデルへのアクセス、無制限のマイレージで提供されます。

“Launch”というプログラムでは、718 BoxsterやCayman S、Macan S、Cayenneなど、8種類のモデルを月額2,000ドルで利用できます。
“Accelerate”というプログラムでは、”Launch”に加え、Porsche 911 Carrera S、Panamera 4Sスポーツセダン、Macan GTS、Cayenne S E-Hybrid SUVなど、モデルバリエーションが22種類に増え、月額3,000ドルで利用できます。

これらの月額費用には、自動車税と登録料、保険、洗車を含むメンテナンスなどクルマを所有するための全てのコストが含まれます。使い方は簡単で、アップルとアンドロイドのデバイスで利用可能なPorsche Passportアプリをダウンロードし、会員登録を申請し、バックグラウンドチェックとクレジットチェックなどの信用調査の後にアクティベーションされます。

ポルシェパスポートの使い方は?

メンバーは、モバイルアプリから希望の車種を選択し、利用の希望時間と車両のピックアップ場所、返却場所を申請。その後近隣のディーラーが会員がリスクエストした場所に希望の車両をデリバリーしてくれます。

午前中は近隣のスポーツジムに行くため718 Boxsterのデリバリーをオーダー。そして午後からは旅行でロングドライブするためPanamera 4Sスポーツセダンをスポーツジムにデリバリーオーダーする、などの使い方が可能となります。

月額20万が高いのかどうか。ディーラーで車両メンテナンスが行われた常にベストコンディションのクルマをいつでも乗れるというユーザーメリットは大きいです。成功の可否は、ニューモデルを豊富にラインナップさせることができるかどうか、でしょうか。

自動車メーカーのビジネスモデルを破壊する?

サブスクリプションは自動車メーカーのビジネスを破壊する、とも言われますが、メーカーでは別の見方もあるようです。一番のメリットは、サブスクリプションにより顧客の行動や好みを真に理解することが可能となる、という点です。サブスクリプションが広がれば広がるほど、どの車種にどのオプションを装備し、そして何台生産するか、という正確な生産計画が可能となります。

ディーラーも同様です。顧客のニーズや好みをデータに基づき正確に把握できることにより、正しい仕入れ数をプランニングできます。同一車種にも関わらず、あるお客には高く売り、そしてあるお客には安く売ることによる営業マンの罪悪感も無縁となります。

自動車のサブスクリプションが広がると容易に想定できるのは、メーカーもディーラーも、そして消費者も明らかにメリットがあるからです。

Source
newsroom.porsche.com
Tags
Show More

Related Articles

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Close