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2018 Volkswagen Touareg メガフォトギャラリー&ビデオ

中国からの逆襲

独フォルクスワーゲンは、第3世代となる同社の旗艦SUV「トゥアレグ」を3月に開催された北京モーターショウで世界初公開しました。今月から本格的なプロモーション活動を開始しており、大量の写真とビデオを公開しました。

ラグジュアリーセグメントに参入する為に開発されたトゥアレグですが、累計販売台数は約100万台に達しています。そのほとんどが中国、ヨーロッパ、ロシアで販売されており、米国や日本、その他の国々では成功には至っておりません。そして今回第3世代のトゥアレグは、最大マーケットである中国で完全に開発されました。先進技術を提げて中国から新しいターゲットグループに挑戦することになります。

軽量化されたボディ

3サイズは、全長が4878mm、全幅が1984mm、全高が1702mmとなり、前世代と比較して大幅にサイズアップされました。特に全長の大型化はラゲッジコンパートメントの拡大に大きく貢献しており、その容量は、697リットルから810リットルへと拡大してます。
注目はボディマテリアルで、アルミニウム(48%)とハイテク鋼(52%)のマルチマテリアル構造となっており、車は大型化しているにも関わらず、車重は全世代比で106kg軽くなってます。上のイラストで緑の部分がアルミニウムと思われる部分で、フロントサイドメンバーにもアルミを採用している点に注目です。側面衝突に備え強度が必要なモノコックの柱とも言われるBピラーには高張力鋼を使うアプローチはジャガーと同様です。
同クラスのSUVの中でもトップクラスの先進的なボディと言えます。

ドライブトレイン

メインマーケットを中国に見据えている為、最初に投入されるモデルはV6のプラグインハイブリッド(270kW / 367PS)となります。

そしてヨーロッパでは、最大500Nmのトルクを発生する170 kW / 231 PSと、最大トルク600Nmを発生する210 kW / 286 PSの2つのV6ディーゼルが最初に提供されます。 その他の国々には、V6 TSIガソリンエンジン(250kW / 340PS)がメインとなり、ハイエンドモデルとしてV8 TDIターボディーゼル(310kW / 421PS)が用意されると思われます。TSIの最大トルクは450Nmの最大トルクに達し、V8は重い900Nmを発達させる。
駆動システムは、同社が「4MOTION」と呼んでいる全輪駆動システムを搭載します。この4MOTIONは、最大1,000Nmまでの駆動トルクを伝達することができる8速ATギアボックス(「シフトバイワイヤ」と計器クラスターのセレクターレバー位置インジケーター付き)と組み合わせます。非対称の動的トルク配分を備えたセンターデフロックは、フロントアクスルとリアアクスル間のトランスファーボックスとして機能します。前輪には最大70%の駆動トルクを、そして後輪には最大80%の駆動トルクを割り振ることができます。

そして、4MOTIONアクティブコントロールという機能も備わってます。4MOTION Active Controlでは、センターコンソールの4MOTIONアクティブコントロールスイッチで操作し、ドライバーはこれを使用して、4つのレベルモードをアクティブにすることができます。

ロータリースイッチを左に回すとオンロードのプロファイルに、そしてスイッチを右に回すとオフロードプロファイルにアクセスができます。わずか数秒で運転状況に適応してくれる優れものです。
 

 
設定モードは、以下の5つです。

  • ‘Eco’ (燃費性能の追求)
  • ‘Comfort’ (長距離ドライブモード)
  • ‘Normal’ (標準)
  • ‘Sport’ (ダイナミックなハンドリング)
  • ‘Individual’ (個人でパラーメーターを設定)

ヘビー級のクルマをコンパクトカーのように

 

 
新しいTouaregでは「コンパクトカーと同様に機敏で扱いやすいヘビー級SUV」を実現する為に新技術「all-wheel steering」を投入します。同郷のポルシェとアウディが「リアアクスルステアリング」や「バーチャルホイールベース」と呼んでいる技術と同様のもので、フォルクスワーゲンの車では初めての採用となります。
運転シナリオとしては、時速37km/hまでの走行時には後輪が前側の車輪と反対の角度で自動的に最大5度まで回転することにより旋回半径を短くします。また、時速37km/hより速く走行している場合には、後輪が前輪と同じ方向に回転することにより車線変更時(例えば、追い越し)に走行安定性をもたらします。
イメージは上記のビデオで確認できます。

電子制御のダンピングコントロール機能付きエアサスペンション

新型トゥアレグの足回りですが、先代と比べ電子制御により大幅に機能アップしています。下の動画は、フォルクスワーゲンが出しているオフィシャル解説ビデオです。
 

 
新型トゥアレグは「MLB evo」プラットフォームを採用しており、同じプラットフォームを採用する兄弟車にはランボルギーニ ウルス、ポルシェ カイエン、アウディ Q7、ベントレー ベンテイガがあります。アウディQ7に導入された電動スタビライザー(アウディでは、エレクトロメカニカル アクティブロールスタビライゼーション(eAWS)と呼んでます)がトゥアレグにも導入されました。電子制御でアクティブにロールの補正を行なってくれます。

eAWSの最も重要な2つのコンポーネントは、フロントアクスルとリアアクスルのアンチロールバーです。従来型の前後にスチール製のアンチロールバーを置き換えるものです。アンチロールバーに設けられたアクチュエーターが前後のスタビライザーバーのロール剛性配分を最適に制御する電子制御システムで、そのアクティブスタビライザーを前後サスペンションに組み入れています。

オフィシャルフォト

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