Volvo

Volvo プレミアム路線を捨てることに

先日お伝えした中国の吉利汽車とVolvoの不協和音について続報です。各メディアの報道を受け、VolvoのCEO、ステファン・ジャコビー氏は「プレミアムオートメーカーになるという抱負(ambition)を捨てる事にしました」とアナウンスしました。

GeelyとVolvoの不協和音の根っこにあるのは、GeelyがMercedes S-Class、Audi A8の競合となるプレミアムサルーンをボルボに作らせ中国とロシアに売り込む。そのために中国国内に3箇所工場を建設する、と報道発表した時から。

ステファン・ジャコビー氏は、ボルボを気にする顧客は、AudiやMercedesのような「固いドイツプレミアム」を求めておらず、スカンジナビアンプロダクツのシンプル性と実用性、人間工学性を好んでいることは理解していました。
また、ステファン・ジャコビー氏は、Volkswagen AmericaのCEO時代にVWのプレミアムサルーン「Phaeton 」で悪夢(いわゆるフェートン病)を体験しており、プレミアムセグメントの難しさを熟知していました。

そこで氏がAutocarなどの親しいオートメディアに、親会社が進める「ボルボのプレミアム化」に反対の異を唱えていました。
今回主要メディア各社へ、再度正式に意思表明を行ったということです。

しかし、Geelyも国内での工場建設などを含めて「ボルボのプレミアム化計画」を発表済みで、簡単には引き下がれないでしょう。もう一悶着ありそうです。

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