BMW

BMW好業績続くが、しかし。。

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BMWが4月29日に発表した2008年1~3月期決算売上は前年同期比11%増、過去最多であった昨年のペースを上回る快進撃を続けている。しかし、不安定な要素もいくつかあるようだ。

1点目は、純利益について17%減少し約800億円と低調した点。これはサブプライムショックで揺れる米国での販売不調が大きいとされている。米国の景気は膠着状態が続く可能性が高いと言われているので米国頼みの線は厳しい。中国・ロシアなどの新興国でどれだけ販売台数を伸ばせるか、が今年のマーケティングの課題だろう。

2点目は、優秀な自慢の息子、MINIの今後。これまでBMWの好業績の立役者だったMINIには今後も家計を支えてもらう必要がある。そのためには車種ラインアップの拡張が急務だが、莫大な開発費がかかるプラットホームの調達が問題となる。当然、MINIはFFなので、BMWのプラットホームが流用できない。かといって、MINIの販売台数では車種ごとにプラットホームを独自開発するのは非現実的。買収か戦略提携しか道がなさそうだが、イタリアの御曹司、FIATはコンパクトカーセグメントでメルセデスと交際中である事を先日発表。そして、スウェーデンの貴公子、ボルボとの仲も噂されたが、どうもバイエルンの好みではなさそうだ。残る相手は限られそうだ。もう1人のダメ息子「だった」ローバー君を勘当した過去の行動に後悔の念が押し寄せているのかもしれない。

今後のBMWの成否は、MINIがカギを握っているのかもしれない。

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