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2012 Porsche Panamera S Hybridオフィシャルフォト

ジュネーブモーターショウでワールドプレミアとなるPorsche Panamera S Hybridのオフィシャル情報が公開されました。今やVWグループとなったポルシェですが、VWグループのリソースを活用した車となっています。
最高出力333PS/5500-6500rpm、最大トルク440Nm/3000-5250rpmを発生する自然吸気のV6スーパーチャージャー付き3リッターエンジンに、47PSのモーターを組み合わせたパラレル式フルハイブリッドシステムを搭載します。これはカイエンSハイブリッドやVolkswagen Touaregハイブリッドと同じ仕様となります。また、333PSのガソリンユニットはアウディS4に搭載されているユニットです。

セパレータークラッチと一体化したコンパクトなハイブリッドモジュールは、エンジンとトランスミッションの間に配置されます。目的はアクセルを戻すとトルコンとエンジンの関係を切り完全EVとして走行を可能にするためです。

パナメーラがカイエンやTouaregハイブリッドと同じ仕組みを採用するとは意外でした。
*画期的なクルマだとの発表がポルシェから事前にあったので。。
この仕組みはスポーツカーにとっては諸刃の剣で、燃費が格段に向上する反面、「ポルシェの走行性能」を殺しかねないからです。
このシステムのモーターの役割は「ポルシェの走りをサポートする」ものではなく、「発進時に燃費を稼ぎ、これまで捨てられていたエネルギーを回収する」役割に徹するということを意味します。カイエンや兄弟車のトウアレグなどSUV車にはいいと思いますが、はたしてスポーツカーが採用するシステムなのか?という疑問が残ります。
クラッチの断続が続いたとき、どうしても走りがぎこちなくなる時があることはポルシェ乗りの人も承知が必要かもしれません。

ジェネレーター、スターターモーターとしても機能するモーターは、走行中やブレーキング時にエネルギーを回収し、ニッケル水素バッテリー(NiMh)に蓄積する役目を担います。バッテリーはVWトゥアレグ同様サンヨー製です。

このユニットに組み合わされるトランスミッションはカイエンシリーズに標準装備される、8速ATのティプトロニックSです。7速PDKディアルクラッチは設定されません。

プレミアムサルーンのハイブリッド戦争が盛んです。295HPのMercedes S400 hybrid、455HPのBMW ActiveHybrid 750i/Li、438HPのLexus LS600hLとの競争に、380HPのPorsche Panamera S Hybridが加わります。

オフィシャルフォト

ビデオ

プレスリリース

ポルシェAG、279kWのパワーと6.8L/100kmの燃費を両立した「パナメーラSハイブリッド」を導入

279kW(380PS)のパワーと6.8L/100kmの燃費(*)を両立

パナメーラSハイブリッド
クラス最少のCO2排出量159g/kmを達成

 ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、4ドアグランツーリスモのサクセスストーリーを継承し、「ポルシェ インテリジェントパフォーマンス」の新たな時代を切り開くパナメーラSハイブリッドを導入いたします。この新しいグランツーリスモは、スポーツ性とエレガンスを犠牲にすることなく、279kW(380PS)の最高出力と、わずか6.8L/100kmというクラス最少の燃料消費量(*)を両立しています。これはCO2 排出量に換算するとわずか159g/kmにすぎません。さらにパナメーラSハイブリッドは、燃料消費量とCO2 排出量に関してポルシェ史上もっとも少ないモデルというだけではなく、ラグジュアリークラスのあらゆる市販ハイブリッドカーをリードしています。この値を達成するために貢献しているのが、オプションで用意されたミシュランのオールシーズンタイヤです。パナメーラ専用に開発されたこのタイヤは、転がり抵抗をさらに低減しています。もちろん、標準装着タイヤであっても、パナメーラSハイブリッドの燃料消費量は、このクラスの中でも類を見ない7.1L/100km(NEDC)という低い水準です。これはCO2 排出量167g/kmに相当します。

 パナメーラSハイブリッドは、従来のパフォーマンス基準においても、またハイブリッドカー特有の指標に関しても新たな基準を打ち立てます。パナメーラSハイブリッドは静止状態から100km/hまでを6.0秒で加速し、最高速度は270km/hに達します。走行条件にもよりますが、85km/hまでの速度であれば、電気モーターだけで約2kmの距離を走行することが可能です。ポルシェのハイブリッドドライブは、高速道路や郊外の幹線道路でコースティング機能により燃費をさらに向上させる、世界で唯一のシステムです。165km/h(カイエンSハイブリッドでは156km/h)までの速度域でエンジンの駆動力が伝達されない状態になると、エンジンがドライブトレーンから切り離されて停止します。

 パナメーラSハイブリッドには、すでにカイエンSハイブリッドで実績のあるドライブユニットが組み合わされています。スーパーチャージャーを備える3.0リッターV型6気筒エンジンは245kW(333PS)を発生し、47PS(34kW)の電気モーターによってアシストされます。これら2つのユニットは、単独または同時にパナメーラSハイブリッドにパワーを供給します。さらに電気モーターは、ジェネレーターおよびスターターモーターとしても機能します。セパレータークラッチを一体化したコンパクトなハイブリッドモジュールは、エンジンとトランスミッションの間に配置されます。電気モーターは、ブレーキング時および走行中に発生したエネルギーを回収し、ニッケル水素バッテリー(NiMh)に蓄積します。トランスミッションは、カイエンの各モデルに標準装備されているワイドレシオの8速ティプトロニックSです。また、カイエンSハイブリッドのハイブリッド特有の走行状態に関する情報は斬新なディスプレイでドライバーに提供されます。

 新たにハイブリッドバージョンが加わったパナメーラのモデルレンジは、6種類のモデルで構成されます。これにより、「ポルシェ インテリジェントパフォーマンス」のコンセプトが明確になるとともに、スポーティなモデルから環境に優しいモデルまでが揃ったまったく新しいラインナップが高級アッパークラスセグメントに出現します。主要な市場での成功を見れば明らかなように、パナメーラのモデルレンジは顧客からの多様なご要望に応えるラインナップとなっています。ポルシェのグランツーリスモは、販売開始から約15ヶ月間に3万台近くが出荷され、アッパー/ラグジュアリーセグメントにおいて13パーセントのシェアを獲得しました。今回のニューモデルは、市場におけるポルシェ第4のモデルレンジの魅力をさらに高めてくれるでしょう。

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