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Ford Focus EV 世界最高の電気燃費を達成

米国環境保護庁(EPA)の発表によると、Ford Focus EVの燃料経済ラベル、いわゆる「電気燃費」が105MPGeとなったことを公表しました。今まで世界最高値だった日産の電気自動車LEAFの99MPGeを抜き、Focus EVが世界トップとなりました。

LEAFのシティーモードが106MPGe、ハイウェイモードが92MPGeであるのに対し、Focus EVのシティーモードが110MPGe、ハイウェイモードが99MPGeとなっています。

米国では、2012年以降販売される全ての新車に、燃料経済ラベルというステッカーを貼ることが義務付けられます。ガソリン/ディーゼル車/ハイブリッド車については燃費計算が用意ですが、EVをどうするか?という議論があり、今ではMPGeで示すことになっています。
しかし、このMPGeには、大きな課題が残っています。この数値はあくまでも「新車時」の数値であり、バッテリー性能の劣化が反映されていません。今発売されているEVを5年以上使用した際、電池劣化により電池容量が20~30%低下する可能性があることが指摘されています。新車として販売されてから廃車になるまで約10年と考えると、1度は電池交換の必要がありそうです。電池単価を2万円/kWhとしても、交換バッテリーの価格は約50万円のコストをEVの維持費として想定しておく必要があるでしょう。
クルマの燃料経済を考えた時、このユーザー負担金が反映されていないのは不公平だ、との声がきっと近い将来出てくるでしょう。

ところで、Focus EVのリチウムイオン二次電池を供給するのは韓国LG Chemの100%子会社である米Compact Power社です。しかし、先月末、パナソニックが電池の新サプライヤーとして選定された、とのビックニュースがありました。
ただ、供給するクルマはFocus EVではなく、「Fusion Hybrid Electric」、「C-Max Hybrid Electric」、PHVの「Fusion Energi」のハイブリッド3車種となります。

電池劣化という難問に技術で応える電池サプライヤーが、クルマ搭載電池市場で今後大きなシェアを伸ばすと思われます。

ビデオ:How It Works: The All-Electric Focus

Ford Focus EV:フォトコレクション

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