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Land Rover Defender EV パイロット車両を公開

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英ランドローバーは3月7日から17日まで開催されるジュネーブモーターショウで、1948オリジナルモデルのクラシック・ディフェンダーをベースにしたEV版の研究車両を展示する、と発表しました。ジュネーブモーターショウで主役になりそうな一台です。

一昨年のフランクフルトモーターショウで展示された「次期ディフェンダー」Land Rover DC100ではなく、クラシックディフェンダーをベースにしています。リサーチ車両として、7台生産/展示され、今年後半には「特別な冒険家」にサービス提供を開始する予定です。「どんな地形にも対応できるEV」というコンセプトです。

110ディフェンダーから、ディーゼルエンジンとギアボックスを取り出し、最大出力70kW(94bhp)/最大トルク330Nmのモーターと蓄電量27kW、300ボルトのリチウムイオンバッテリーを搭載しています。

低速のオフロードユースでは、バッテリーは8時間充電せずに走行可能です。そして7kWの急速充電器で4時間、3kWのチャージャーで10時間で満タンとなります。航続距離は約80kmとなります。
駆動ですが、レギュラーモデルと同じくAWDとなります。「テレインレスポンス」をモディファイしたバージョンです。
バッテリーの重量は410kgあり、エンジンと同じフードしたにマウントされます。車重ですが、ディーゼルエンジンの110ディフェンダーと比べ100kg増となり、2,162kgとなります。
ボディタイプはピックアップ、ハードトップ、ステーションワゴンの3種が用意されます。

イヴォークの大ヒット以降、「ランドローバーのローリング」が止まりません。

Land Rover Defender EV オフィシャルフォト

プレスリリース:英ジャガー・ランドローバー、ジュネーブモーターショーでディフェンダーEVの新型研究車両を公開

ランドローバー、ディフェンダーEVの新型研究車両をジュネーブモーターショーで初公開

 ・ランドローバーは、技術革新および、環境に配慮した車両開発を継続的に実施
 ・高い評価獲得のオールテレイン性能を有しつつ、ゼロエミッション実現に向け開発された車両
 ・70kwの電気モーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせた革新的なパワートレイン

 ランドローバーは、ジュネーブモーターショーでディフェンダーの新型EV(電気自動車)モデル7台を公開します。これは、ランドローバーが英国の革新的かつ最先端の自動車技術に継続的に取り組むことを表しています。ディフェンダーEVの研究車両は、地形を選ばずどこへでも行けるタフな性能を保持する一方で、CO2排出量がゼロのゼロエミッションを実現しています。

 ランドローバーのグローバルブランド・ディレクターのジョン・エドワーズは次のように述べています。「技術革新への投資は我々のビジネスとって常に不可欠な要素です。当社のエンジニアリングチームは、環境に配慮したクルマを提供するために、革新的な新技術の開発に懸命に取り組んでいます。」

 EVモデルには、標準的なディーゼルエンジンとギアボックスの代わりに、出力70kW(94bhp)/330Nmの電気モーターと、蓄電量27kW、300ボルトのリチウムイオンバッテリーが搭載され、航続距離は50マイル以上になります。従来の低速走行のオフロード使用では、最長8時間、充電せずに走行可能です。バッテリーは、7kWの急速充電器を使えば4時間で、3kWのポータブル充電器では10時間で充電が完了します。

 EVではディフェンダーの伝説的ともいえる4WDシステムとデフロックを継承しています。電気モーターは発進と同時に最大トルクを発生するため、ギアチェンジの必要はなく、トランスミッションの構成は、減速比2.7:1のシングルギアボックスと既存のディフェンダー4WDシステムとの組み合わせです。また、最新のテレインレスポンス(R)システムが搭載されています。

 ディフェンダーのEVモデルは、ディフェンダーをベースとした電気自動車「レパード1(Leopard 1)」の研究車両をつくりあげた、ランドローバーのアドバンスト・エンジニアリングチームによって開発されました。ディフェンダーEVの車両では、極限状態や不安定な環境下での試験を通じ、一般道路を走行する従来のEVとは比することができない性能が確認されました。テスト走行時には、最大13°の傾斜地での12トンの「ロードトレーラー(連結トレーラー)」の牽引や、水深800mmの渡河も行われました。

 スムーズな低速走行を可能にする電動ドライブトレインは、ランドローバーの「トレッド・ライトリー(Tread Lightly)」の精神に合致し、ディフェンダーEVは地面を必要以上に傷つけずに、障害物を乗り越えるような走行に特に適したクルマとなっています。

 重量410kgのバッテリーは、ディーゼルエンジンの代わりに、ディフェンダーのフロント部分に設置されています。車両重量はベースモデルのディフェンダー110より100kg重く、異なるボディタイプ、ピックアップ、ハードトップ、もしくはステーションワゴンの各々タイプによって2055kgから2162kgまでとなります。

 電動パワートレインの全主要部品は、(バッテリー、インバーター、モーターも含め)水冷式ではなく空冷式です。これにより、軽量化やシンプルな構造が実現し、また、堅牢性も向上しました。回生ブレーキは、ヒル・ディセント・コントロール(HDC)の使用時に、モーターが30kWの電気を発電できるほど最適化が図られています。バッテリーは寿命を短縮することなく容量の倍の54kWまで瞬時に充電が可能なため、ほぼすべての回生エネルギーを回収し蓄電することが可能です。使用状況次第で、車の運動エネルギーの80%までをこの方法で回収ができます。

 ジャガー・ランドローバー、リサーチ部門のトップであるアントニー・ハーパーは次のように述べています。「このプロジェクトは、当社にとって、たとえ最も過酷な状況下でも電気自動車の評価を可能とする継続的な実験室の役割を果たしています。将来のランドローバー車に導入されるかもしれない技術を進化させ、試みる機会なのです。」

 現時点において、オールテレイン対応のディフェンダーEVを量産化する予定はありませんが、7台のEVは今年後半にも専門的な用途での使用を予定しています。

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