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2014 Volkswagen Golf R オフィシャル

独フォルクスワーゲンは、第7世代ゴルフのトップモデルとなる「ゴルフR」のオフィシャルフォトとビデオを公開しました。フランクフルトモーターショウでワールドプレミアとなります。

ゴルフGTIとは全く別物のパワーユニット

ゴルフ7 Rのパワーユニットですが、最高出力296hpの2.0リッターターボTSIエンジンが搭載されています。0〜100 km/hは何と4.9秒。GTIと同じEA888ユニットですが、R専用パーツを多用し、またモータースポーツの開発手法にならったチューニングを実施。GTIとは全く別のユニットと言っても過言ではありません。

まずシリンダーヘッドに高強度のアルミニウムとシリコン合金を採用しています。軽量化と熱的な性能を向上させています。高い熱効率の追求には余念がなく、排気バルブはナトリウム封入バルブです。ゴルフRクラスの高性能ターボエンジンになると1000度にも及ぶ超高温状態になります。排気バルブの材質対応だけでは放熱しきれません。ナトリウムの封入は、中空になることだけでなく、バルブ本体がより軽量化できるメリットもあります。

その他、ピストンや高圧インジェクションバルブの改良、ターボチャージャーのサイズ拡大や排気側配管の材質変更などモディファイは多岐に渡ります。

出力特性は、GIT比で300rpmも高くなっており、1800〜5100rpmでフラットに380Nmを発揮します。Golf6のRと比べ、出力は約30hp、トルクは30Nmアップしている一方で、燃費は約18%改善されています。

洗練されたVW独自のAWDシステム

パワートレインでは、VW独自のAWDシステム、4Motionにも注目です。第五世代となったハルデックスパップリングをリアに搭載しています。フルタイム4WDシステムで、理想的な駆動トルクを電子デバイスから収集した情報をECUが計算し瞬時に前後に配分します。エンジンの回転数やスロットル開度、ABSやESPユニットからもホイールの回転速度やブレーキ入力情報、加速Gセンサー、操舵角センサ,ヨーセンサなどの電気情報はほぼ全てモニターしています。スポーツドライビング時にはトルクをほぼ100%リアに配分し、渋滞時など低負荷走行では100%前輪のみにトルク配分し2WDのようなクルマの挙動をします。狙いは燃料消費の低減にあります。

熟成を重ねる6速DSG

トランスミッションは、6速MTと6速DSGがチョイス可能です。ライバルのBMW M135iが8速、MercA45AMGが湿式7速DSGと比べると、ゴルフRの強大なパワーを受け止るには、やや役不足と感じざるを得ません。繁栄を極めているVWグループにとって、最大の弱点がトランスミッション技術と言えます。燃料効率や熱効率、環境性能など、クルマの効率を上げるために、あの手この手でエンジンをアシストしなければいけないトランスミッション。その役割の重さは増すばかりです。しかし、わずか0.03〜0.04秒という瞬間でギアが切り替わり、切れ目の無い加速が持ち味の湿式6速多板クラッチDSGを体感した人は、GolfRには6速DSGが必要不可欠だと思うのかもしれません

専用スポーツサスペンション

足回りもR特別チューニングが施されています。フロントには新開発のストラット式(A型ロアアーム)を採用し剛性が高められています。また、マルチリンクのリアサスペンションには、ハブキャリアをアルミ化し(GTIは鋳鉄)軽量化を図っているなど、様々な改良が加えられています。

燃費は、6.9 l/100 km(約14km/リッター)となっており、パフォーマンスカーとしては突出した環境性能と言えます。

欧州では、今年後半頃にディーラーに展示される予定です。価格は€38,325(約500万円)となります。

下のオフィシャルビデオに注目です。登場するのは、なんとWRCフォルクスワーゲンのドライバー、セバスチャン・オジェです!。クールです。

2014 Volkswagen Golf R オフィシャルフォト

オフィシャルビデオ:Golf 7 R: The lucky one

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